今やええ大人ですが、怖い話とか不思議な話ってのがキライではありません。
日本・外国問わずにホラー・スプラッタ・サスペンス・不思議系(?)等々の映画はほどほど観てるし、先日も久しぶりにコンビニの本売り場で「ムー」の文字を見つけ、つい購入してしまったくらいです。（これは怖いと言うか不思議系か。）

そもそも、奈良とかカンボジアとかイギリスに行ったのは、この辺りの路線（ムー路線）の影響が大きいと思われます。
子供の頃なんか、赤い月が出る度に吸血鬼が出ると思って本気で布団の中で泣いてました。
この手の話はてんで尽きず、ホントはこの夏のお盆休み辺りに怖い話でもブログでしちゃえ!!なんて画策もしてたんだけど、大人なんで止めときました。

そんな私ですので、怖い映画の同好会ってのにも入れてもらってるんですが、こないだオフ会（と言うか食事会）があったのでお邪魔してきました。
会場は、津市にある「磨洞温泉 涼風荘」。
「荘」ってあるから宿なんだろーなー、後は主催してくれた方が洞窟でご飯食べるよーって言ってたなー。
それくらいの予備知識で臨んで行ったのですが、想像以上にテンションが上がったので、普段の雑な写真より今回は数倍雑になってるのは仕方ないと思います。

現地集合したのは夜の7時半前。
ロビー集合したんだけど、その時はまだ「普通の旅館っぽいなー」の感想でした。
しいて言うなら、周りが田んぼなんで見過ごしそうでドキドキしたくらい。
点呼とって全員集まった事が確認されると、食事場所に案内されます。
ロビーから近いんだけど、スリッパから靴に履き替えないといけなくて(サンダルを貸してくれます)、正直｢ちょっとめんどい…｣なんて思ってました。

少しだけ歩くと、入り口到着。
食事処にはありえない下り坂と、上からライトアップされた出迎えの鬼の顔に、みんな一気にテンションが上がります。
そして撮影会が始まります（笑）

｢歓迎｣の文字ですら、｢おめーら、よく来たなー。へっへっへっ｣風にとらえてしまうのは仕方ないことだと思います。

この洞窟は、磨き砂（半田砂）の産地で有名な津市半田の貴重な歴史もある産業遺産洞窟なんだそうです。
そのせいか壁は触ると砂が付いてきます。
湿気も梅雨かと思うほどすごいです。

下り坂を進むと食事場所が出てきます。
中は想像以上に広くて驚きますが、それ以上にビックリするのがスリッパの数!!
広い宴会場は満席状態で賑やかすぎて、通路を挟んだ席でも声が通りにくいくらい。
とにかく、ここでの食事プランは大人気なのだそうです。

内容は、バーベキュー。
広いテーブルの上には所狭しと料理が並んでます。
エビやサザエなどの魚介類に、鶏肉や牛肉、刺身も付いてて豪華です。

ひんやりと湿っぽい座布団に座り、宴会の始まりです。
さっきも書いたけどとにかく賑やかなので同じグループでも端っこまで声が通るハズもなく、いつしか近所の4人くらいと密に話し込むように。
そのメンバーで鉄板を囲みます。

最初にまず、魚介類。
盛り沢山です。
こういうとこで食べるサザエって何て美味しいんだろうと感心してしまいます。

で、次はイカ。
このイカが美味かった!!
こういうとこで食べるサザエって何て美味しいんだろうと感心してしまいます。(2回目)
多分、普通の醤油だと思うのですが、焼いてるイカに直に醤油をかけると、香ばしい香りが辺り一面に立ちこめて最高です。
屋台でイカ焼き買ってしまう気持ちが分かります。

鶏だって美味い。
時間をかけてじっくり焼く鶏は、程よく脂も落ちて外はパリッ、中はジューシーです。

その後で肉。
普通のも充分美味しかったのですが、コースとは別の上質な松阪肉は一層美味い。
肉にバターでも塗ってありますか?なんて思えるほどのコクと旨味で、口の中で噛まずになくなりそうな勢いです。

これにお刺身とかご飯とか漬け物が付きます。
給仕してくれるオバチャマ達の勢いって言うか元気も良く、ついつい色々と世話になりました。

ご飯食べた後は探検です。
食事してたとこより更に下ると、突き当たりにでます。
そこは広くてふわふわとしたモヤがかかってて、十数メートル先の人の姿が見えなくなるくらい。
この日はまだ暖かい方だったそうだけど、洞窟内は18度ほどしかなくて涼しかったです。
基本的に床も壁も濡れてる状態なので、ケガをしないように足下だけは気をつけた方が良いかと思います。

時間が9時を過ぎると、他の団体客さんが一気にいなくなって私達だけになり、そこからしばらく各々が恐怖の体験談を始めた事は言うまでもありません。
ほら、元々そんな会だったし。

バーベキューってテンション上がりがちだけど、シチュエーションも大事だとこんなに分かった日はありません。
洞窟でバーベキュー食べてみたい人にオススメの場所でした。
ごちそーさまでした。

追記1。
お約束の一枚。

追記2。
意外に怖かった一枚。（同じ形のモノが大量にあるのがとてつもなく怖いで症なのです）

磨洞温泉涼風荘のサイトはこちら→☆
磨洞温泉 涼風荘
津市半田2860-1
TEL　059-228-8413

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