朔日（ついたち）参りの続きというか、ここから朔日参りです。
宇治橋はさすがに桧の匂いはなくなってきたかな？…おっと歩き出したとたんツルッと滑りました、酔っぱらいはこれや…とか思われたかも知れませんが、よく見ると橋の表面が凍って、北側は真っ白、南側もツルツルです。

気がつくと横に1mくらいの幅で滑り止めが敷いてあり、そこを歩かないととても危ない！　1月は凍る間もない混雑が橋を守ってくれるでしょうが、2月のお参りはもっと冷え込むはずです、お気をつけ下さい。
参拝を終え宇治橋を渡り帰ってきたらば、正面にご来光を待つ人々がどっさり。カメラマンもたくさんいます。皆さんに向かって「おはようございます！」と言いたいところでしたが、かわりにちょっと愛想をしてからシャッターを押しました。にこやかに笑ってくれてる人もいて、思わぬ時に楽しい写真が撮れてしまいました(^^)

相方たちはここで日の出を見るそうですが、ワタクシにはもうひとつ目的があり、晴れて単独行動、向かった先はおはらい町中程にある通称「白鷹（はくたか）」さん。

すし久のお酒もすっかり抜けたところで再充電、今回は「冷や」をいただきます。ここののお酒はとってもキレがいい印象で飲みやすくて美味い辛口！冷やだと特にその印象が強くなります。
ここ白鷹こと三宅白鷹酒造のご主人は、お世話になりっぱなしの観光協会のえらいさん！にこやかで穏やかなとってもいい人です。（ちなみに伊勢市観光協会、現会長は内宮前岩戸屋の社長さんダンディ牧戸氏です）
「白鷹（はくたか）」は日本中で唯一、「神宮御料酒」（神様が召し上がるお酒）として奉献することが認められているお酒で、神域に白鷹の樽が積まれているのをよく目にしますね。その「伊勢神宮御料酒」ゆかりのお酒を販売しているのは、全国で唯一、このお店だけなんですよ。

観光協会でのTハシさんの大活躍の話やら、あれやこれやと世間話に花を咲かせているうちに、とてもきれいだったという日の出を見終わってやってきた相方さんグループには甘酒を振る舞っていただきました。m(_ _)m。
お店には先ほどのカメラマンさんたちが狙っていたアングルの、宇治橋の渋いモノクロ写真が飾られていて、ご主人によると「12月の中旬がベストで前後1ヶ月くらいはいいところから日の出をするんやけど、あの絨毯(?)敷かれてしまうと写真としてはちょっと残念なんさなぁ」ということでした。なるほど…敷物のない宇治橋日の出写真はなかなか貴重なわけですねぇ。
ところで、白鷹の甘酒は砂糖を使ってないと言うことだったのですが、とてもすっきりした甘さで美味しかったらしく、「なんであんなに甘みが出るんやろ」「あれはイケル」って皆さん後で絶賛でした（後で言わずご主人に言うてさっ！）そもそもワタクシは飲んでませんのでよくわかってないし、甘みの謎も残したままで…今度聞いてみます。

ここらあたりで友人たちとは解散。調子に乗ってきた我らはと言うと、相方が「豆腐ドーナツ」（小ぶりなドーナツです、1個90円）ワタクシが「豚捨のコロッケ」を買い込み（少しですけどね）、内宮界隈を後にしました。この友人より1品（2品?）多い買い物が体重アップの原因なのはわかっているんですが、我ながら懲りやんなぁ…。

この時点でまだ7時半くらい、仕事には早すぎる！ということでまだ帰りません(^^)。相方に運転をお願いして、向かったのは「みたすの湯」。
毎月1日は朝6時から営業をしてるそうで、ワタクシにとっては初みたすの湯！
もう身が清まる思いをしてきたことから(言い訳っぽいですな…^^)　洗うことはそこそこに温まっていたら、もう気持ちよくて…たくさんある湯船をろくに移動もせず、の〜んびりつかっていたところ「いかんっ眠気がっ…」湯船で一瞬頭がカクンッとなって目が覚めましたが(^^)　気持ちよかったぁ〜。
もうぽっかぽかに温まって、やっとこさ仕事に向かいました。
午前中はちょっと眠かった時間もありましたが、おやつの豆腐ドーナツで目を覚まし、その後ちゃんと夜まで仕事をして、さすがに早くに床につきました。
たまには早起きもいいものでしたよ、ご馳走様でした。

三宅白鷹酒造
三重県伊勢市宇治今在家町29
電話0596-22-4506
営業時間　10時～17時
無休

Tweet