【FB投稿より】
“クック”のドライカツカレー
食べてきました^ ^

ドライだけれどルーあります。
宇治山田駅すぐ。

▼2014年4月の投稿です

「えぇっ！？ 今頃？？」と激しくツッコまれそうですが、今夏、人生初「クック」を経験しました。当然、人生初「ドライカレー」です。
伊勢には三大ソウルフードと呼ばれるお店＆ごはんがありまして、まんぷく食堂のからあげ丼、モリのスパゲティ（通称 モリスパ）、そして、クックのドライカレー。
学生時代にすべて経験するのが通過儀礼ですが （ホントか？）自分は学生時代、からあげ丼しか食べたことがなくモリスパは２年ほど前にはじめて食べ、そしてようやくドライカレーを食べました！
いわば、30代半ばまでバンジージャンプ飛べず成人と認められてなかった、みたいな感じなのでこれで大手を振って世間を歩けたわけで。これは右も左もわからぬ30代の男が、初クックで体験したお話しです。（長文失礼します）

はじめて入る店は右も左もわからず、どんな注文をすればいいかもわからない。そもそもホントに「ドライカレー！」と言えばあの雑誌などに載ってるアレが出てくるのか？！と疑心暗鬼にもなってくる。とりあえず、ちょっと前に入った高校生2人の注文の様子を伺うことに。
２人ともメニューを見ることなく「ドライカレーー」と注文する。しかも、さらっと「大盛で」と付け足す。そこに新たに入ってきたサラリーマンは戸を後ろ手に閉めるやいなや「ドライカレー大盛ーー」と当然のように注文する。
これは「ドライカレー」は間違いない。間違いなくあのドライカレーが出てくる。問題は大盛だ。なぜみんな大盛にするのか？ そんなに腹減ってるのか？ 自分は減っている。正直腹ペコだ。しかし、腹が減りすぎてるときに限ってちょっと食べただけで満腹感が得られるものだ。
注文した二組を見る。サラリーマンは堅太りのいかにも食います！ってタイプ。基準にはしにくい。片や高校生たち。華奢。白い半袖シャツもダブダブしてる。腰も細い。ベルトが締まりすぎて、4タックみたいなシワになっている。さらに！ おもむろに文庫本を取り出し、「読み出したら止まんないんだよね、ダザイ」とか言ってる。
ダザイに“読み出したら面白い”という類の評価が適してるか否かは置いといて、ダザイ好きに大食漢はいない！ ってか、いてほしくない！ そんな判断基準で自分も「ドライカレー……えっと、大盛で」とようやく注文できたのです。
鍋に飯が投入され、ジャージャーと炒める音が聞こえる。高校生はダザイと、もう一人は問題集を開いている。サラリーマンはスポーツ新聞を読む。とりあえず本棚から雑誌を取り出しパラパラとめくる。こうなったらひたすら右へ習えだ。店には店のルールがある。常連さんの真似をしとけば失敗はない。落語の『本膳』みたいな感じで！
（『本膳』が思い出せなくて、Googleで“芋”“隣”“転げる”で検索したらすぐにわかった。すげー検索力。閑話休題）
皿にドライカレーが盛られる。高校生たちの前にドドンと置かれる。サラリーマンの前にも。そして自分の前にもドドドンと！ あの、間違ってますよ。僕が頼んだのは大盛ですよ。これは、これはテンコ盛りって言うんですよ！！

高校生のやつら普通にもりもり食ってやがる。しまった忘れてた！ こいつら、育ちざかりやった！ 重大な計算ミス。ダザイ読んでんじゃねーよ。ホントに太宰かよ。ダライと聞き間違えたのかもしれない。ダライ・ラマ。でも、“ダライ・ラマ読み出したら止まんない”ってどうかしてるよ。
高い頂きに挑むように、ひとスプーンひとスプーン確実に食べていく。隣のサラリーマンが「ごちそうさまー」って言ってる！ 登頂早っ！ ヘリで一気に山頂到着か！ 慣れてきたら美味しいのでもりもり食べることだできました。ごちそうさまでした☆
…と、そこに新たなお客さんが。「ドライカツカレー大盛り」を注文。カツ？？ ガンダムの？ いや、違う。これか！ 雑誌とかの写真にはドライカレーにカツが載ってた！ むしろ、こっち！ さらに高い山が後ろに控えてた！
大盛りにさらにカツ。そんな山、登れるのでしょうか。男ならより高い頂きを目指すべきでしょうか？ テッペンとらなあかんのでしょうかっ！？ 遥か遠く山頂に、にっこり微笑むダライ・ラマが見えた気がした…。

<h2>▼2010年5月20日の記事です</h2>

せっかくイケメンのお客様がいらっしゃったのに、化粧もしてなかったTハシです〜（泣）
しかも、格好もひどいーっ!!
うわー、帰ったのにまだ事務所がえー匂いしてるー!!（おっさん?）
あー、ぬかったーっ!!
今夜は一人酒だーっ!!（←そこまで?）

さて、先日は「まんぷく食堂」でしたが、今回は「クック」です。
ちなみに、私の高校性時代はクック派ではなくモリスパ派。
クックは、このブログを始めてすぐくらいに行ったのが最初でございます。
初めて行ったクックは、何だかガヤガヤしてるわマスターは怖いわ、オーダー聞いてもらってるのかよく分かんないわ…と、正直言って「2回は来ないかも…」と思ってたんだけど、気がつくと、ほどほどに通うようになってまして。
あの怖かったマスターとも、エロトークするくらいにまでは馴染んでおります。
ここんところはちょっとご無沙汰してまして、「そろそろ食べてこうかー。」と思ってた時にタイミング良く、「クック行かへん?」友人に誘われまして。

これがホントの渡りに船でございます。

久しぶりのクック、相変わらずの繁盛っぷり。
夜の9時過ぎに入ったにも関わらず、結構な賑わいです。
マスターも相変わらず、フライパンをガンガン言わせながらあり得ない量のご飯を炒めております。
お水をくんで席につき、決めたメニューは私はイタリアン600円。
即決。だって食べたかったんだもの。
反対に友人はうーんと悩んだあげく、みそかつ定食900円。

ドライカレーとか、うんと煮込んだカレーも美味しいんだけど、カツも美味いのです♪
後、私はいつもイタリアンに味噌汁をつけてもらいます。
ここの、ちょっと濃い味で何だか色んな具材が入ってる味噌汁、大好きなのです。
多分、欠かした事はございません。
注文だって、最初の時みたいに「聞いてもらったのかなぁ?」なんて不安にはなりません。
何にもメモしてないのに（後でするんかなぁ?）、マスターは全部注文を把握してるのです。（多分）
スゴイです♪

ガンガンとフライパンをふってる合間に、エロトークと今回はプラス、旅行の話。
あーだこーだと話してる間に、料理はできあがりです。
久しぶりのイタリアンは、やっぱり大盛り。
多分、モリスパよりは多い目です。
チーズもすでに、たっぷりとかかっております。
ウインナーは赤ではありませんが、これもガツンと入ってます。
パスタの下には、これまた定番の卵。
できあがりの時点では生に近いんだけど、食べてる間に火が通ります。
ぐるんぐるんとフォークにたっぷり巻き、フーフーといただきます。

ここのイタリアン、見た目は味が濃そうだけど、意外とさっぱりしてます。
下に敷いてある卵と一緒に食べると、より一層マイルドです。
そうそう、この日の味噌汁はワカメと豆腐とネギ。
ダシ（カツオ?）の香りがよく効いてて美味しいです♪

味噌カツだって美味いス♪
大きめのカツに味噌がたっぷりとかかってます。
肉厚にカツはほどよく柔らかくてジューシーです。

添えてあるキャベツは、ソースをかけるも良し、カウンターに置いてあるデカいボトルのマヨネーズをかけるも良しです。
私は大抵マヨネーズのお世話になっております。あー、とにかく美味いです♪

ここのお店は常連さんが多いんだけど、座るテーブルを拭いたり、食べ終わった食器をカウンターの上んとこに上げたりするお客さんが多いです。
いつもバタバタと忙しくしてるマスターのために、ただ自主的にしてるのですが、そうさせる人柄が、マスターにはあるのだと思います。

ここに来ると、ソウルフードってこんな意味もあるんだなぁといつも思います。
｢伊勢に帰ってきたら食べたい懐かしい味｣の意味と。
｢伊勢に帰ってきたら見たい、久しぶりの顔｣の意味。
だから、マスターにはいつまでも頑張ってもらって、あのひっくーい声で｢いらっしゃいっ｣って言ってもらいたいです。

お、何となくキレイにまとまった感じがするので（え?）、本日はこれにてドロン☆です。
ごちそうさま☆

追記。
初めて訪れる方、カロリーはきっと高いし、スローフードにはほど遠いけど、とにかく美味しいです。ぜひ行ってみてねん☆

クック
伊勢市岩渕2-7-29
TEL　0596-24-5972
営業時間
11:30〜15:00・17:00〜23:30
水曜定休

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