「魚勘(うおかん)さんで会席料理食べてきました」

　先週土曜日は高校のミニ同窓会。近隣の同窓生に声をかけて、集まれる人でご飯食べましょう（飲みましょう）という声かけが「20人くらいかな？」という程度のつもりだったのが、40人以上の出席に膨れあがって、最初は以前ココで紹介した伊勢市駅前の「庄や」さんに予約していたのですが、一部屋に詰めて座って+入らない人は別室に！という話になってしまったので、大変申し訳なかったのですがキャンセル、急遽無理をお願いして伊勢の「魚勘」さんに席を設けていただきました。

　ちゃんとレポートできればいいんですが、こういう席では、たいてい10分もするとビール片手にあっちこっちでぺちゃくちゃ、食べるのは最後の万歳とか三本締め前後でダァ〜っとかき込むパターンで、思い起こしてみると会費が安い時も高い時も、さてどんな料理やったんかっ…て言うと、印象が希薄でいつもこれではイカン！と、今回は徘徊癖を押さえつけ、ちゃんと食べてレポートを！と気を引き締めて出かけました。

　メンバーも揃いいよいよ宴会スタート。
魚勘さんはあらかじめ食前酒の梅酒が膳に用意してあり、これでカンパ〜イ。よくある、挨拶が終わって乾杯の準備にしばしザワザワって間がなくってこれはとってもいいですね。
　で…いつもと一緒でした(^-^)　終わり間際席に戻ると、見事に膳に揃った料理の数々…たぶん10分くらいで食べれるだけ食べて二次会へと向かこととなりました、とりあえず写真とメニューをご紹介です。

前　　菜　枝豆真蒸・海壷旨煮・小松菜白和え
お造り　　鯛・黄肌鮪・烏賊
焼きもの　鰆のポテト焼き・舞茸
お凌ぎ　　茶蕎麦とろろ
油もの　　海老長芋挟み揚げ
酢のもの　北寄貝・鮭酢〆
ご　　飯　山菜ご飯
汁もの　　赤出し
香のもの　漬物参種
水もの　　オレンジ

　急いで食べた中で印象に残ったのは酢のものの鮭酢〆、シメサバよりずっと柔らかい鮭の身が甘めのお酢で〆られてスゴク上品に仕上がってる感じ。酢はほんのり程度とは言え、酸っぱいものが一番旨いなんて、間違いなく重ねた年輪のおかげやなぁ(^-^;

　キチンとしたお座敷で、気っぷのいいたくさんの仲居さんにお世話いただき、膳料理食べながらの宴会…ちょっと大げさやけど日本の文化やなぁと、あとから思い出してもすごく満足感のある時間でした。
　今回は最初居酒屋予定で、みんなに安い予算を言っていたため、無理を言ってお酒・税・サービス料込で一人6,000円の席でした。感謝です。

　二次会参加者は、なんとも嬉しい30名。集まった人の3/4が参加してくれて、ちょうど席数ぴったりと貸し切り状態のスナックでお話の続きや、歌を、楽しませていただきました。
　参加したみんなにも喜んでもらえたようで、ほっと一息のご馳走さまでした。

魚勘
三重県伊勢市大世古2丁目4-7
TEL 0596-24-3017

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