もう初詣は行かれましたか？まだ行ってないハセガワです。ほとんどの年は、神宮さんあたりが落ち着いてから、あらためて行くことにしようてな感じで、ヘタすると8月に行われる「外宮さん　ゆかたで千人お参り」でその年初めてお参りしたり。と不真面目な神領民しています。でも伊勢神宮はとても好きな場所ですよ。
　ネットのニュースで紹介されていましたんですが、女優の釈由美子さんも神宮参拝に何度もお越し頂いているようで、早速今年の初詣の様子をブログにアップされています。伊勢神宮は「宇宙中で一番大好きな場所」だそうで、好きさ加減が半端ない感じですね、ありがたいことです。
　ゴジラの映画に出ていたのと【スカイハイ】でしたか「お逝きなさい！」と言っていたなぁ…くらいしか記憶にないのが申し訳ないですが、好感度アップです。(^^)
　そして今年は自分も早めにお参りに行ってこようと思った次第です。

　さてさて、先月ここでちょっと予告しましたが蓬莱山（ほうらいさん）が家にやってきました！と、珍しく和菓子リポートです。

　赤福さんの朔日餅は1月はお休みですが（ちょっと意味合いが違うけど、釈さんのブログでも紹介されている「ぜんざい」がその替わりになるのですかね）、藤屋窓月堂さん1月の「和菓子の日」のお菓子は一年のうちで最も人気があるという蓬莱山という名の子持ち饅頭です。

　蓬莱山とは中国の伝説にある仙人が住む不老不死の霊山にちなんだ名で、有名なとらや（ういろうやさんじゃない方です）さんでも「蓬が嶋（よもがしま）」という蓬莱山の別名を冠して受注販売しています＜参考ページ＞、とても縁起の良いお菓子とされていて、とらやさんでも「慶事にご利用下さい」と紹介されていますね、蓬莱山より一回り大きい物が10,000円近かった記憶があります。

　「和菓子の日」というのは、全国和菓子協会が故事にならって6月16日を年に一度の和菓子の日と定めているのだそうですが、藤屋窓月堂さんは毎月16日を「和菓子の日」として季節の特徴あるお菓子を販売していて、その中でも「蓬莱山」を特別楽しみにしている相方さんが早速持ち帰り、ワタクシも食べさせていただきました。
　一年ぶりの再会(?)ですが、あらためて見てもなかなかのボリュームで存在感たっぷり！携帯と比べるとだいたいこんな大きさ。ソフトボールを半分に切ったくらいです。

　どこへ配るのか、それとも頼まれたのか、相方は5個も買ってきたらしく、袋の重かったこと…。
　白くもちもちした皮は薯蕷（じょうよ）という山芋を使った上等なもの。てっぺんには金箔が飾られています。
　底に敷き紙がついており、2ヶ所に赤い印がされています。ここを結ぶラインでカットすると、カラフルな子供饅頭が並ぶきれいな断面が現れます…きれいにカットするのがなかなか難しい！一番切れ味の良い包丁を使って切るのですが、底に近づくに従って餡がひっついてくる感じで重〜くなって力がいります。敷き紙までカットしてしまいたいんで最後は包丁をノコギリのように使って切り離しました。やっぱり底がちょっと崩れ残念。どなたか上手な切り方を教えて下さい。

　最後手こずりましたが、カット面はまあまあスムーズでほっとしました。こしあんに包まれた子供饅頭は、抹茶・黒糖・梅・かぼちゃ・白あんの5種、薯蕷の皮で白い縁取りがついてとてもきれいです。
　カットした面から厚さ1cmちょっとずつで切って、わけわけ。ワタクシの食べた2段目になると白あんの子供饅頭がもういませんでした(^^)
　色別に食べていくと、それぞれのあんこが舌の上でちゃんと存在感を主張してくれます。子供饅頭のために、まわりのこしあんが甘さ控えめにしてある感じです。
　相方は次は逆のサイドのきれいなトコからもう一度楽しむはずで、ワタクシは薯蕷の皮の食感が好きで、まとめて食べられる端っこ好き…ウチの場合はちゃんと平和的に担当部門が振り分けられています。

　饅頭の行き先を尋ねると2個がお届け物、1個が親に、そして2個がウチの予定だったのですが、あまりに美味しいので親にあげるのをやめて(!) 友達呼んで食べようかな？と真剣に悩んでいるようでした。いらん意見して嵐を呼ぼうとは思いませんが発想が…。自分は皮好きで良かったとしみじみ思いましたとさ(^^)。
　とてもおいしくいただきましたよ、ご馳走様でした。

Tweet