先週の土曜は、外宮はせんぐう館で執り行われた薪能の写真を撮りに行ってました、Tハシです☆
能というものを全く知らなかった私が、薪能の写真を撮らせてもらってもう随分経ちますが、何度見てもあの優美な世界にはうっとりしてしまいます♪
今回は、初のせんぐう館での能だったのですが、今までとはまた違った雰囲気を楽しめることができました。
花火に薪能にと、夏の伊勢はちょっと賑やかだったりするのですよ。

さて、8月1日は八朔（はっさく）と言いまして、この頃に早稲の穂が実るので、農民の間では初穂を恩人などに贈る風習が古くからあったそう。
伊勢では昔この日に、五穀成就や無病息災を祈った「八朔参宮」という習わしがありました。
現在の8月1日は、伊勢神宮外宮にて「ゆかたで千人お参り」の日。
みんなで八朔参宮をしましょう!!とスタートし、今回でもう15回になるそうです。

この日はお参りだけでなく、様々な場所で様々なイベントが開催されてます。
まず、朝の11時からは伊勢シティプラザにて八朔俳句会。
ジャンボ神話紙芝居は、午後5時からせんぐう館奉納舞台にて。

午後5時20分からは同じ場所で伊勢の歌姫、ソプラノ歌手の廣めぐみさんの歌声が響き、午後6時半からは外宮表参道火除橋前から一緒にお参りをすることができます。
あ、この日は特別に午後8時まで夜間参拝をすることができますよ♪

浴衣を着なくてももちろん一緒に参拝できるけど、「持ってるけど着付けが出来なくて…」な人は浴衣一式を持ってきてくれれば伊勢シティプラザにて、ベテランさん達が無料で浴衣の着付けをしてくれます。
浴衣着ると、テンションもいやがおうにも上がりますよー♪
（午後4時〜午後7時まで）

外宮前街路広場では、踊りを踊ってたり、屋台村が立ち並んだりします。
ぜひまず食べてもらいたいのは、ぎゅーとらさんから無料でふるまわれる、はらわた餅。

八朔の日にあんこで包んだ粟餅（これをはらわた餅と言うらしい）を食べると無病息災という山田地区に伝わる風習を復活してくれてるのだそーです。
数に限りはあるので、食べたい人は絶対最初に!!

暗くなると、外宮参道には高張り提灯と千個のキャンドルがゆらめき、幻想的な雰囲気を醸し出します。
そこここでライブや木遣りが始まり、いやおうにも気分は盛り上がります。

しっとり落ち着いた雰囲気を味わいたいなら、外宮北御門から厚生小学校横を通り、月夜見宮につながる神路通りを散策するのがおすすめ。
むかしむかし、白馬に乗った月夜見尊が豊受大神に会いに行かれたと伝わるこの路には、そんな神話の世界をかたどった灯籠の灯りがともるのだそうです。

いつもはちょっと静かな外宮さん界隈ですが、この夏の1日だけは声と灯りでちょっと賑やかです。
暑い夏の夜を涼みに、お出かけしてみてくださいませ☆

PDFでちらしをご覧頂けます。ここをクリックして下さい。
※約10MBありますので携帯電話ではダウンロード出来ませんm(_ _)m

「ゆかたで千人お参り」の問い合わせ
伊勢市観光協会
TEL　0596-28-3705

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