◆ホットひといき(魅惑の相差編)
秋晴れの良い日が続きますねー、Tハシです☆
昼間は暑くてふーふー言いながら仕事してますが、夜散歩すると肌寒いって事に最近気づきました。
今週末は神嘗祭。
ぜひぜひ、このまま良いお天気が続いてもらいたいものです。
さて最近、時間があれば鳥羽をウロウロする機会が多くなりまして、先週末も相差に行ってきました。
相差と言えば石神さんとか海女小屋が有名だったりしますが、実は他にも色々と面白いとこがあるのに気づいたので、ぜひ紹介したいと思います。
色々あるよーとは言うものの、やっぱり相差に来てまず行ってみたいのは石神さん。
ここは女性のお願い事を1つだけ聞いてくれる、なんともステキなパワースポットです。
お昼の1時くらいに着いたら、1番近い駐車場(海女文化資料館)は満車。
大抵はここを勧められます。
ここも近いです。
この建物の隣には、梵潮寺というお寺があります。
このお寺の境内にある樹齢700年の大ソテツは、毎年たくさんの子を宿すことから長寿蘇鉄・子宝ソテツと云われてるそーです。
境内に行くまでもなく、門の外には蘇鉄がわっさーと生えてます。
いったいどんなのが…と境内に入ると、びっくりサイズの蘇鉄がわさわさと茂ってます。
お寺の雰囲気も相まって、どっか違う国に来たっけ?なんて思えるとこが好印象です。
蘇鉄を見た後は、いよいよ石神さんに出発です。
緩い坂道をテクテクと歩いていくと、突き当たりが石神さんが見えてきます。
週末だったせいか、お願い事をする女性の姿が後をたちませんでした。
ちなみに、ここへは4回ほど来た事ありますが、一人で来たのは初めてです。
いまだにお願い事は叶えてもらってないので、念のためもう一度お願いしときました。
石神さんと言えば、ドーマンセーマングッズ。
私もお守り持ってます。
県外に送る人も多いようです。
帰り道を、駐車場までブラブラと歩いて帰る途中に、「五左屋」というお店があります。
1階はお土産などが購入できるんだけど、2階はカフェスペースとなっています。
隠れ家みたいで、私は結構好きです。
2階では軽いオヤツや飲み物を食べる事ができます。
私はここで必ず、ところてん(300円)を食べてます。
この辺りで食べるところてんは、あの麺状ではなく、適当な大きさに崩した感じのチャンクスタイルで、上にきなこをかけて食べるのが普通です。
量こそ多いけどさっぱりしてるので、どんどん食べる事ができます。
他の観光客の方々が「お酢のはないのー?」と聞いてました。
五左屋で軽く休憩した後は、駐車場にもなってる「海女文化資料館」に初めて入ってみました。
入場は無料。
館内では、ステキな写真と像で海女さんを紹介しています。
ちょっとリアルすぎてビックリします。
海女文化資料館の建物の隣には、昇竜の松と呼ばれる松があります。
竜が昇っていくように見えるのだそう。
「そー?」と思われた方、写真の撮り方が悪いだけなのでぜひ、現物を見に行ってみてくださいませ。
さて、いつもならこれで相差を後にするとこですが、今回は相差の海沿いにある鯨崎と菅崎園地という場所まで足を伸ばしてみました。
両方とも場所が分からないので、駐車場係のオジサマに聞いてみると、どうやら鯨崎は徒歩で行けるとの事。
まだ一度も一緒に歩いた事ないオジサマに、「アンタの足やったら10分で着くよ!!」と太鼓判を押され、車は駐車場に置かせてもらって鯨崎まで歩いて行ってみました。
やや寂れた町を歩くこと10分、ようやく相差の朝市広場に到着。
ここでは年に一度、くじら祭りが行われています。
大小の鯨のみこしをかついで町を練り歩く「くじら祭り」は、平成元年から始まった新しいお祭りなのだそう。
有名なんで、もっと古くからのお祭りかと思ってました。
普段は、海女小屋さんの端っこで邪魔にならないように、じーっと大人しくしてるみたいです。
鯨崎に向かって歩いていくと、漁師町的風景を見る事ができます。
もはや、海外の香りがしてきそうです。
そうこうしてると看板が見えてくるので、そのまま進みます。
すると、こんな崖っぷちが目の前に!!
どんどん心がはやる私がいます。
たまに、こんな観光地っぽい写真を撮ってみたりしますが、
実は、こっちの方が心惹かれます。
緑の線より山側を歩けって事でしょうが、じゃー緑の線より海側はどーするのでしょうか。
緑の線の上は歩いていいのか。
と、ほぼ小学生低学年レベルの事ばかりが頭をよぎります。
しかしまぁ、歩いても歩いても着きません。
この時点で、駐車場のオジサマの見立ては間違ってる事になります。
突き当たりに建物がありました。
ここも海女小屋だそう。
海女小屋の前には、海に降りる階段があったのですが、柵も何もなかったので降りてみる事にしました。
が、容赦なく打ち寄せる波から靴を守ろうとする事が大変だと分かったため、さっさと引き上げました。
後で気づいたんだけど、この階段は海女さんが漁に出る時の階段だったんじゃなかったのでしょうか。
海女小屋さんの裏手に鯨崎に通じる遊歩道があったので、先を進みます。
この遊歩道、自然にもほどがあると言うか、そのまんま森の中と言った具合です。
ヘンゼルとグレーテルになった気分になります。
辛うじて道っぽいのですが、看板もこれといってないし人の通りもないので、パンのくずでも落として帰り道の目印にしたい気分でした。
少々本気で心細くなった頃、ようやく看板発見。
恋路が浜の「立石さん」なんだそう。
人生初めての上司の名前が立石さんだったのを思い出して、何だか妙な親近感が湧きました。
こっちの立石さんは、男の自信回復も望まれるそうです。
それはそれは。
残念ながら立石さんには用がなかったのでチラッと拝見するだけにし、そのまままっすぐ進むとようやく鯨崎の端っこに到着。
鯨崎の由来は、鯨が十一面観音様を背に乗せやってきた伝説からきてるのだそうで、鯨崎のあちこちには鯨にまつわる見所があります。
ここは、鯨供養の塔。
目の前には広い広い海が広がってます。
海に感動してたらふと、供養塔の右側にまだ細い道が続いてる事に気づきました。
どこに続いてるのか、進んでみると。
本気モードの崖っぷちにたどり着きました。
ここまで来るのには、備え付けてあるロープを伝って傾斜50度近い崖を下らなければならず、尚かつ足下はよくないです。
ミュールやサンダルなんて、もってのほかです。
しかも、誰ともすれ違ってないので何かあっても誰も助けてはくれません。
もし、どーしてもここ(ロープ伝いの崖っぷち)をピンポイントで来てみたい人は同行者、もしくは私みたいにフェイスブックか何かで「ここまで来てたよー!」と伝える方がよいかと思います。
これが、その時の写真。
バッグから伊勢志摩の文字が見えるだけの余裕はあったみたいです。
しかし、人はなぜ崖っぷちに立つと何かを白状してしまいたくなるのでしょうか…。
(できれば、白状する相手は片平なぎさと若林豪が望ましい)
それ以上に、ここは正規の散歩道だったのでしょうか。
とにかく、探検するのが大好きな人にはオススメの、なかなか楽しいスポットでございました。
鯨崎で小1時間歩き回ってクタクタの体を引きずるように、車まで戻ります。
途中、鯨みこしの視線を感じたり
ダブル信用部に心でツッコミ入れたり
ポニョとかに出てきそうな鯨の視線をここでも感じたり。
しかも、ものっすごい上から目線です。
さて、最後の目的地は菅崎園地。
ここには春雨展望台や、恋人と鳴らすと幸せになれるという「とこわかの鐘」なるものがあるそう。
距離にして2キロとの事だったのですぐに着くのかと思いきや、車一台しか走れない、コンクリートで簡単に舗装してあるような道がずーっと続きます。
これは崖っぷちとはまた違った意味で怖いです。
しかも、それなりに車の通りはあるので、走ってる間に回避する場所を頭に入れとかなきゃいけません。
ただこちらは鯨崎と違って、間違ってないかドキドキし始める頃合いで、看板があるので安心。
道なりにひたすら走ると、10分くらいで着くと思います。
まず目にはいる大きな碑は、1911(明治44)年にこの地で沈没した駆逐艦「春雨」の殉難慰霊碑なのだそう。
海女さんや漁師さんが総出で救助に当たったそうですが、死者45名の大惨事となったのだそうです。
ここは鳥羽最南端で、春雨展望台からは南に安乗埼灯台と大王埼を、東は太平洋、西は的矢湾奥に沈む夕日が望めるのだそう。
階段はちょっと急だけど、展望台の眺望は素晴らしいです。
恋人達が幸せになれるらしい「とこわかの鐘」は一人で、豪快に鳴らしてみました。
想像してた以上に大きい音で、下で寝てたオッチャンが「おお!!」っと出てきました。
出てくるまで、寝てたなんて知らなかったんです、ゴメンナサイ。
とまあ、大好きな海は満喫できたわ、アドベンチャーな思いはできたわと、何とも楽しい相差旅でございました。
石神さんに行くだけじゃ勿体ないので、ぜひ海側も散策してみてくださいませ。
追記。
相差旅の途中で見つけた伊勢志摩キャンペーンのパンフレット。
何とまあ今回のプレゼントは「真珠のオーナー権」だそーな。
1000個の真珠貝のオーナー権に、エステやらクルーザーやらがセットになってるそうです。
豪勢です。
WEBからも応募できるそーなんで、興味のある方はぜひどーぞ♪
伊勢志摩キャンペーン、真珠オーナー権プレゼントのページはこちら→☆
私もこうゆうとこ探索するの好きです( v^-゜)♪
突っ込みどころ満載の相差、歩いてみたいな。
鳥羽一番街にある石神さんの大元は相差なんですね~★Tハシさんの願い事は叶っていないようですが(*_*;
NONNONさんへ。
コメント、ありがとございます♪
相差、ものっすごいツボでした!!
ただ、一人で行動してると若干ドキドキする場所もあるので、
できれば誰かと一緒がいいと思います(笑)
鳥羽一番街にもありますが、石神さんは相差ですよん♪
願いが叶った時は、お店のキッチンまで報告にあがります♪
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