髪の色を久しぶりに暗くしてみました、Tハシです☆
最近になってやたらと｢髪、キンキンやなー!!（髪の色がとても明るいわね。の意味）｣と言われるようになったのがきっかけです。
黒に近い色合いにカラーリングしてもらい、仕上げしてもらったその髪型を見た最初の感想。
｢何か、夜中に歩くと怖い日本人形みたい…｣
そんなワケでいまだ、鏡でしっかり自分の顔は見ておりません。
（色んな意味合いで怖いから。）

さて話は変わりますが、｢きいろいゾウ｣という映画を先日観てきました。
正直、第一印象だけなら普段はあまり観ない映画なのですが、ロケ地が松阪市や南伊勢町、伊勢市、志摩市と身近な場所だという事もあり、観てきた次第でございます。
原作を読んでからの映画だったんだけど、私個人としては原作の世界観にとても近い印象の持てる、そして観た後でほのぼのとした穏やかな気持ちになれる映画だったと思います。
やっぱりあれですよね、大事なのは愛だよね、愛。ちっ。（←?）
ちなみに友人は、この映画の前に脳男を観てたせいで、随分とテンションに差があった旨の感想を述べていました。
まー、そーでしょうな。

と、映画・原作とも満喫し、自宅からほどなくして行ける距離にロケ地があると知れば、そりゃやっぱり行ってみたいのが心情でございます。
しかも一番多くロケで使われたのは、今ではほぼ庭といっても過言ではないくらいの南伊勢町です。

そんなワケで、ある休日の昼下がりに突然思い立って行ってみました。
2時くらい出発です。遅いわ。

まずは走り慣れたサニーロードをひたすら走って南伊勢町へ。
最初に向かったのは、大地くんがお世話になってた駒井さんの家やアレチさんの家、大地くんと宮崎あおいさん演じるツマさんとの散歩のシーンが撮影された道がある斎田地区。
サニーロードをずーっと走って突き当たったとこの信号を右に曲がり、そのままずーっと道なりに進んでくと、左手に鶴のモニュメントが見えてきます。

そこを右に曲がると斎田地区です。
そうそう、ロケ地にはこんな↓きいろいゾウの看板があるので分かりやすいです。

掲示板にもポスターが貼ってあります。↓

お家に迷惑かけるといけないのでこんな写真ですが、この辺りです。↓

今は季節的に茶系な色合いだけど、暖かくなってから来ればもっと映画の雰囲気に近くなるのかと思います。
きっと、土筆もいっぱい採れるんだろーなー。美味いんだよなー。

さて、ネットでは｢きいろいゾウ｣ロケ地マップを2種類ほど見つける事ができました。
1つは伊勢志摩フィルムコミッションの、もう1つは南伊勢町観光協会のものです。
（もちろん両方とも印刷物あり。）
コミッションの方は完全映画用なんだけど、南伊勢町のマップには後ろの方に｢ハートがあふれるまち｣というコピーで南伊勢町のスポット紹介もされてました。
その中で私の琴線に響いたのが、｢ハートの入り江｣。↓

ハートなんて、プライベートで持ってるものからどんだけ探しても出てこないモチーフの一つです。
好きかキライかって言われると、間違いなく好きな方ではございません。
確かに写真はハートっぽいけど、ホントに見えるんかい?
ホントはパックマンみたいなんと違うんかーい?!（←古い）
とまぁ、ついつい(?)興味を持ってしまい、うかつにも(?)行ってしまったのですよ。
なぜうかつか?
今は合併して南伊勢町として同じ町内な風を醸し出してはおりますが、場所的には昔でいうところの南島町です。
度会町で育った私としては南島町イコール峠越え(今は違いますが。)の印象が強く、特に気持ちの上では想像以上に遠いのです。
地理的に全く理解できてない上に、地名の読み方が独特で読み方が分からない（よく考えれば読めたのですが）からナビに入力するのも難しい。
いざ向かってみると、道中には信号もほとんどないし、ガソリンスタンドもトイレも見つけるのが困難なのです。（ガソリンスタンドは多分1件、トイレも何とかありましたけどな。）
距離感がつかめないってのは、方向音痴にとってツライことなのです。

南伊勢町斎田地区から30分くらい、ただひたすら国道260号線を進みます。
途中、｢これは260号線か?｣なんてとこもいくつか通り過ぎます。

そして案の定曲がるとこを通り過ぎるのですが、ちょっとキレイな景色を見る事ができたら得したくらいの気分を感じて決して焦らない、それが真の方向音痴です。↓

合い言葉は、｢道はどこかに繋がってる!!｣なのです。(たまに知らん方の家に繋がったりしますが。)

この辺りで間違った事に気づいてUターンし、鵜倉園地の看板を探し出してやっと曲がります。
が、そっからまた長い。
ヘタすると車1台しか通れないような山道みたいな、カーブあってなんぼな道をただひたすら15分ほど走ります。

しかし、園地ってなんでこんな道ばかりなんでしょう…。（鳥羽の菅崎園地もこんな感じの道で難儀した）
ずーっと走ってけばきっとたどり着ける、そしてそれがきっとここ!!と、たどり着いたのは二またに分かれた道。↓

しかも風光明媚な場所らしく、展望台が多すぎ…。
マップは漢字オンリーでルビが入ってなかったため、ここでひらがなの案内を見るとこれがまたワケ分からなくなります。

しばらく途方にくれる車が一台。↓

マップと照らし合わせ、左に行くのが正しいとやっと判断し、そこからまたしばらく走ると、次はこれです。↓

これだけ展望台があると、どんだけキレイなんだろうと期待が高まります。

で、やっと着きました、ハートの入り江を見る事ができる見江島展望台。
車を停める場所は、ちょっと考えないといけないかも知れません。
展望台も立派なのがありまして、階段を上ってより高い場所から景色を望む事ができます。

どれだどれだと、先にいたカップルの邪魔（多分、明らかに邪魔してた感あり）しながら探してたら、ありました、ハートの入り江!!↓

写真と一緒だー!!（当たり前ですね）
引き潮だったり時間帯だったり、後は季節もあるのでしょうが、良いタイミングで来ればもっとキレイに確認する事ができると思います。

ホントはもっといたかったのですが、これ以上お二人の邪魔をする事も出来ず（聞こえてくる会話がもう、聞こえててすみませんみたいな仲良さげな…）そうそうに退散しました。
ここは一人よりも二人、もし一人なら誰もいない時の方が心の傷が小さくて良いかと思います。

そうそう道中にα（アルファ）というスーパーがありますが、ここにはマンボウの切り身が肝付きで販売されてました。
季節物ですが、興味のある方はぜひのぞいてみるのも良いかと思います。

次に向かったのは、しらかば園の演芸会の舞台になった切原の公民館。
馴染みのある九花園（和菓子?屋さん）を左手に通り過ぎて橋の手前を左に曲がってしばらく進むと愛州の館が川向こうに見えてきますが、そこをまだ無視して進みます。
道、間違ったかなぁ?って思うくらいまで進むと、切原の文字がちらほらし始めますが、そこまで来ればいよいよです。
いきなり右側にゾウの看板があります。↓

子供の遊ぶ場所でもある、ほのぼの感満々の公民館を後にすると少し戻って、南伊勢町役場南勢庁舎に。
正面玄関の看板のとこに、ツマさんの話し相手だった蘇鉄を見つける事ができます。

もっと大きいのかと思ってたんだけど、意外に小さくてビックリです。
宮崎あおいちゃんがきっと華奢なんだなー。

ホントは他にも、しらかば園の外観や内部の撮影に使った施設（南島メディカルセンターや柑洋苑）もあるのですが、この辺りはちょっと省略。
メディカルセンターはハートの入り江に行く途中にありましたよ。

今までロケ地巡りをした事なんてなかったけど、やっぱり地元で撮影されると映画にもロケ地に対しても、今まであまり感じた事なかったいとおしさみたいなものが湧くもんです。

そんなワケで続いては松阪市、うきさと村にあるムコさんとツマさんの家に向かいます。

つづく。（でないと長すぎるわ、きっと。）

伊勢志摩フィルムコミッションで見られる｢きいろいゾウ｣ロケ地マップはこちら→☆

南伊勢町観光協会のサイトはこちらから→☆
フィルムコミッションさんのも、ハートの入り江も載ってるロケ地マップも両方見られます。

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