先日、おはらい町界隈を歩く機会がありましたー。
御遷宮のおかげで伊勢神宮も有名になり、観光にいらっしゃゃるお客さんが多くて有り難いお話でございます。
あの静かだった外宮さんでさえ、平日の早朝でも参拝者が多いんだもの、内宮さん辺りはもうとんでもない…と予想してたので、ど平日の朝10時半くらいなら大丈夫だろう…と繰り出してみたのですが、何の何の。
やっぱりスゴい人!
下手するとお昼ご飯を食べ損ねるぞと、11時前にすし久に入りましたが、大正解。
11時を回ったとたんに大賑わい状態でございました。（2階席は団体さんで満席・すごいなー!!）

さて、内宮さんに行った後はおはらい町とかおかげ横丁でお土産購入する人が多いのではないでしょうか。
食べるモノやお酒、工芸品など、おはらい町界隈にはそりゃもう沢山の種類の商品が取り揃えてありますが、中でも私の最近のお気に入りは、｢山口誓子（やまぐちせいし）俳句館・徳力富吉郎版画館｣で販売されている箱菓子のシリーズでございます。

ところで、｢山口誓子（やまぐちせいし）俳句館・徳力富吉郎版画館｣って知ってます?
おかげ横丁内は豚捨の近くにあるのですが、ここはちょっと離れた場所にあるせいか、版画館の｢館｣ってとこがちょっと敷居を高く感じてしまうせいか、おかげ横丁内でも比較的ノンビリできるお店となっております。
山口誓子は、伊勢とのゆかりが深く、多くの作品を残された俳人。
徳力富吉郎も伊勢をこよなく愛した版画家で、ここでは伊勢志摩を中心とした三重県内の、四季折々の行事や風景、神宮のお祭りなどの作品が展示されており、なかには山口誓子の俳句もコラボされたものもあるそうです。
そうそう、赤福餅の中に日替わりで入っている栞「伊勢だより」は、この版画がもとになっており、店内レジ近くにはその日の伊勢だよりが置いてあります。（そしてこれは無料!!）

版画の伊勢だよりシリーズは、ハガキやチ袋やカンバッジなど、様々な商品となって販売されているのですが、中でも私の心を鷲づかみにしたのが、箱菓子シリーズです。
これは、箱の中身（金平糖や豆菓子など3〜4種類が入った下箱）を選んだ後、フタを選ぶというものなのですが、これがまたどれも美しくて決めがたくてしょうがない!!
同じモチーフでも色合いや視点が変わると全く別物だし、版画の素朴な雰囲気とか、その独特の色使いとか、とにかく見てて飽きないのです。
値段も大体600円前後だし、洒落た方へのお土産にうってつけだと思います。

ちなみに、私が購入したのは中身がくろこんぺいと豆チョコで、フタは福つばめと八仙。
特に八仙は、インパクト勝ちでした♪（目が合ったというか…）

紙物が好きな人には、オススメのお店でございます。
ぜひぜひ立ち寄ってみてくださいませ。

山口誓子俳句館・徳力富吉郎版画館のサイトはこちら→☆
山口誓子俳句館・徳力富吉郎版画館
三重県伊勢市宇治中之切町おかげ横丁内
TEL　0596-23-8828
営業時間
4月〜9月 / 9時30分〜18時00分
10月〜3月 / 9時30分〜17時00分
無休

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