泳げないけど、海が好きなTハシです☆
ノンビリと海辺をドライブしたりさんぽしたりするのも好きだし、水族館で魚を見てるのも好きです。
ここ最近で「何だか癒されちゃったなぁ♪」と思ったのは、鳥羽水族館にあるメガマウスの剥製を見られた事と、やっぱり「海の博物館」に行った事ではないでしょうか。

「海の博物館」は、パールロードを進んだところにある、「海と人間」の博物館。
広大な敷地に建設された建物は建築家・内藤廣の設計で、数々の賞を受賞しています。私みたいな建物は全く分からない人間でも入ると「ほーっ。スゴい…。」とため息が出ます。
雰囲気がいいのでデートコースにピッタリだし、広々してて体験学習も出来るから（要予約）家族で来ても楽しめますよ♪
この博物館は妹も大好きで、妹と住んでた時はよくここに来て、それはもうダラダラと半日かけて展示物を見たり散歩（？）したりしてましたよ。

特にオススメは「船の棟」!!
何て言ったらいいかもう、圧巻です☆
ぜひ、行ってみてくださいませっ!!

ホントだったら、もっとゆっくり館内を歩き回りたかったんだけど、この日は夏の始まりでとても暑くて途中でダウン。
体力のない私は、「ああ、涼しい所で冷たいモノが食べたい…。」と、博物館内にある「喫茶あらみ」で休憩をする事にしました。

「喫茶あらみ」は、敷地内にある喫茶店。
博物館建物の入り口にあります。
木がふんだんに使ってある店内の壁は何と石で出来てます。
暑い季節なんかは、見てるだけでヒンヤリします。
大きなテーブルの端っこに座り、お水を持ってきてくれたスタッフのお姉さんに「ここの名物
何ですか？」って聞いてみたら、「やっぱり海草物が名物なんで、アオサのシフォンケーキもオススメだけど、やっぱり今の季節だったらトコロテンかなぁ？」と、教えてくれました。

ふむふむと壁に貼ってあるメニューを見てみたら、なるほど確かに「名物トコロテン」ってなってる。味は3種類。ポン酢か黒蜜きなこか、鰹だしなんだって♪
え？鰹だし？
聞いてみると、この珍しい鰹だしは、甘いのは苦手だけど酸っぱいのもちょっと…な人向けだとの事。うーん、興味あるっ!!
ってさんざん迷ったんだけど、結局は関西で一番オーソドックスな黒みつきなこ（350円）にする事にしました。
それと後、夏休み限定スイーツのトコロテンサンデー。
みかん味と抹茶味があって、それぞれ500円なんだけど今回はみかん味をチョイスです。
あ、一応言っておきますが、一人で食べたワケではないですよ☆

そうそう、それと土日限定メニューとして、定食があります。
てこね寿司、鯛飯、うに飯の中のうち１種類にプラス小鉢３品、香の物、汁物付き。
ご飯の種類は日によって変更があるそうなんで、実際に行って食べていただくのが一番かと思います。
もちろん、シーフードカレーなんかもありますよん♪

さて、トコロテンも寒天も、同じ天草から出来てるのですが、違いはどこか分かるでしょーか？
ちなみに私は知りませんでしたっ!!
トコロテンは、天草を煮とかして濾過し、固めたものを突き器でニョローっと突き出したヤツの事をいいますが、寒天は固めたものに凍結乾燥を繰り返して水物を抜き、カラカラにしたのをいいます。
良く、スーパーで販売してるシワシワの四角い棒状の寒天、あれが水分でツルツルプックリとしてるのがトコロテンと言う事なのです。
これを聞いた時、目からウロコがポロポロ落ちましたよ。

出てきたトコロテンは、プリプリしてて美味しそう。
よく見ると、トコロテンの中に、白いフワフワとしたものが見えます。
食べると、ホントに軽く磯の香りが口にひろがりますが、イヤな感じではなく、反対にアクセントになってて美味しいです。
さっぱりした口当たりは完全夏向き。
ボリュームもあるので350円はなかなかお値打ちだと思いました。

トコロテンサンデーは、みかん味のトコロテンにアイスやバナナなどのフルーツが一緒に盛られていて、子供達が喜びそうな一品。
おばあちゃんが作ってくれたみたいなデザートです。
博物館内のミュージアムショップでは、このトコロテンの元である天草も販売しているので、夏休みの自由研究なんかにもいいんじゃないでしょうか？
と思ったんだけど、友人（既婚）に聞いたら、今の子は自由研究とかしなくていいんですってね。
私の時は毎日の天気までチェックしなきゃいれなかったのに…。
いいなぁ〜っ!!

お洒落なカフェで、凝った作りのデザートやケーキを食べるのもステキだけど、たまにはこんなシンプルで美味しいデザートもいいなぁ♪と思った、平日の午後でありました☆

ごちそうさま♪

喫茶あらみ
鳥羽市浦村町大吉1731-68
海の博物館内
TEL　0599-32-6006
営業時間は博物館に合わせてあるため、季節によって違います。
後、博物館に入らなくても喫茶は利用でするので、ドライブの途中にぜひ寄ってみてくださいませ☆

海の博物館のサイトはこちら→☆

Tweet