宮川花火大会【番外編】
7/15宮川での花火大会、主に居酒屋担当のHがレポートいたします。
正式には伊勢神宮奉納全国花火大会。伊勢市が主催として入っていて「神宮奉納」って言うのは政教分離の意味からとても難しい問題があって花火大会は特別扱いに近い。という話を聞いたことがあります。打ち上げ場所の移転問題とかいろいろあるようですが、今年も無事宮川河畔で開催されましたね、良かった良かった。
昼間のピーカン猛暑から夕方になって雲が広がりだし、ちょっと雨を心配もしたのですが大丈夫、宮川近くの小高いところにある知人宅の庭で特等席から見させていただきました。
実は今年で3年続けてお邪魔させてもらっており、恒例になっているのがバーベキュー。
準備やら片付けやら手間のかかるところはホストファミリーにおんぶ&だっこで感謝感謝なのですが、参加メンバーは得意分野で大活躍。
まず畳屋氏が庭にアウトドア用(?)の畳を敷いて6畳間が出来上がり、食器担当はワタクシで紙皿はアスクルにええのがありました。間仕切りつきでデッカイやつ1枚あたり25円くらい。実は植物の葦(アシ)を原料にした物でエコロジー的にもメリットがあるとか…。カップも酔っぱらいがギュッと持っても変形しないハードタイプで450ml(@33)マジックで名前を書いて使ってもらいました。
肉や野菜は地元メンバーで用意。Tハシさんも準備で大活躍です。メインの肉はホストさんにご用意頂いた豚捨さんのカルビ、一目見てスッゴクきれいで「バーベキューに使ってええんやろか」って(^-^)
ワインと焼酎(中々)が鳥羽の「酒のお店もりした」さんから、あらかじめドッサリ届いており、こんだけ飲みきったらマチガイなく無事帰れなさそう。
缶ビールは一番高かったプライムタイム(@230)と、第3のビールのどごし生(@115)を用意、集まった人からどんどん飲み始めるのですが、手に取るのはやっぱりプライムタイム「やっぱりこれはうまいなぁ!」、次にのどごし生で「ちょっと違うなぁ」「なんかなぁ」「やっぱり」とか、なんだかなぁの感想…次なんかあるときは全部「第3のビール」で良さそうです(^-^)
そして志摩方面から参加の方々が持ち寄っていただく食材がとってもウマイ!
初めて見たのが志摩町産の「とこぶしの缶詰」山本博保さん製造と印刷してあります。「へぇーこんなんあるんやぁ」と開けると、醤油だしで煮込んだとこぶしが殻付きのままゴロゴロって出てきます。パクッといくと「つまみにどうぞ〜!」って感じの、端から端まで味のしみた柔らかな身。なんかこの「殻付き」っていうのがいい雰囲気です。志摩名産とありますが、確かにどっか行くときの土産にええなぁ!
浜島の料理上手さんが持って来てくれたのは、まずこの方の得意メニュー「ウニご飯のおむすび」。ウニを混ぜこんだ炊き込みご飯のおにぎりで、ウニのうまみがご飯に広がって、とっても贅沢な携帯食であります。
志摩では他にもひじきのご飯とか、たこ飯とかいろんなまぜご飯がそれぞれの家庭の味付けであって「あそこのタコ飯はこんなんやったなぁ」とか一つずつが心に残ってます。もちろんこの方のウニ飯もいくつになっても忘れない味のはずです。
次に驚きの新作が「てこねの巻寿司」これはもう大好物に登録!って次に食べる機会があるかどうか?が問題ですが…「てこね寿司を巻いたら外でも食べやすいやろ」と思いついて初めて作ってみたそうで…いやぁワタクシのためにありがとう!って、残ったら絶対持ち帰ったろと思っとったんですが、やっぱりすぐなくなってしまいました。
ヅケの醤油が既にしみてるんで、つけ醤油もいらないし(ワタクシとしてはワサビがあるともっとええなぁ…と思ったら別の方がちゃんと持って来てくれてて最高でした)なにかの時にはリクエストしてしまいそうです。
あとキュウリにつけて食べる用の手作りの「肉味噌」もニンニクの風味も加わり美味しくって、肉やらご飯を頂いてお腹が落ち着いてからは、花火を見ながらず〜っとポリポリやってました。そんな手料理を堪能した、別の奥様が(前述のもりしたの男前なおかんですが)「こんな嫁が欲しい!せめて週に何回かご飯作りに来て〜」と騒いでいたのも納得です。
他にも目の前で作ってくれたシビのさしみ。山のような数のアッパッパ貝(ヒオウギ貝)、グレ・ハギ他の焼き魚etc.でいやぁ満腹。
9時過ぎでしたか最後のスターマイン(第62回神宮式年遷宮イメージソング『鎮守の里(作詞・作曲 藤井フミヤ)』に合わせたものやったらしい…素朴な疑問としてなんで藤井氏なんやろ)を見た後はデザートのスイカを割って中締め。その後元気が残っている有志が参加してスナックで余韻を楽しませていただきましたのですが、スゴク静かな桜通りで「あれっ?」って感じでした。スナックのママさんたちもちょっと経験がないくらい暇な花火の夜やったそうで、「元気ないぞ、みんなぁ」(^-^)
思い起こしてもホントに贅沢なバーベキュー、ご馳走さまでした。