「昭和食堂」で昭和を味わってきました☆

いやぁ、桜の季節も終わっちゃいましたねぇ。
私は今年、4回お花見してきました。今までで最高の回数です。
しかも宴会抜きで。
私には、「一人で・朝早く・ダラダラと」というお花見のモットーがありまして、年に一度は必ず実行してるのですが、ウォーキングしてる全然知らない方々と挨拶をかわしながら早朝の冷たい空気で脳みそをシャキッとさせ、帰りはマンガ喫茶でコーヒー飲んで…。
っていうのも結構いいもんですよ。オススメです☆

友達がいないってわけじゃないんですよ。念のため。

とまあ、こんな私を見かねてかどうか、ある日友人が「田丸城の夜のお花見」に誘ってくれました。
田丸城の桜は屋台らしいものもなく、ホントに静かで「ゆっくりと桜を愛でる」場所。
家族連れが多く、桜の木の下でシートを広げてご飯してるのを見てると、ほのぼのとした気分になりましたよ。
ホントはもうちょっとゆっくりしたかったのだけど、腹ぺこになってきたし買い食いは出来ないしで、1時間ほどで移動。
晩ご飯にしました。

今回は、友人オススメの「昭和食堂」。
「むっちゃ昭和を味わえるんやんか〜」と友人は言いますが、自慢じゃないが私は昭和40年代生まれ（これで勘弁してください）。
今さら昭和なんて珍しくもないじゃないか?と話しながら店内へ。
するとそこは、まさしく昭和の古き良き時代。
大村崑のオロナミンＣの、あの有名な看板とかがあったり、寅さんのポスターが貼ってあったり。
ひょっとしたら由美かおるのアース渦巻の看板もあるかもとキョロキョロしてみたけど、見つけられなかった。
通路は大きくとってあって、テーブル席はボックスみたいになってて、お隣のグループを気にすることなく食事ができます。
今回は残念ながらテーブル席は空いてなかったので（でも、日曜の9時でよ?）座敷席に案内されました。
座敷席は居酒屋さんとあんまり変わらないのですが、なんだか落ち着きます。
照明がやや暗めだからかな?
それとも、お祖母ちゃんの家に雰囲気が似てるから?

料理も昭和っぽいのかな?と思ったのですが、そもそも昭和の料理って何?ってわけで。
二人で「昭和っぽいもの…」と探したのですが、結局はめんめんサラダ480円、豚串330円、揚げタコ焼380円、昭和コロッケ400円、とろろじゅうじゅう焼き480円などなどを注文しました。
う〜ん、二人とも昭和生まれだと、珍しいものが分からないです。なじみがあって。

スタッフの方は、どちらかというと限りなく平成に近い年代っぽい。
みんな若い!そして、元気!
そんな彼らがどんどん料理を運んでくれるのですが、味は基本的には家庭の味。コロッケも下味（多分、肉じゃがとかの）がついてて美味しかったし、めんめんサラダなんか食べると私の大好きな冷やし中華そのまんまで、もうガツガツと食べてました。

最後にデザートという事になって、友人はアイス、私は揚げパンと牛乳（ミルメーク付）を注文。
私、実は子供の頃は揚げパンが苦手でして、それは今でも食わず嫌い状態で続いてたので、この辺りで払拭しようと今回は試みてみました。

ちなみに牛乳も大嫌いだったけど、ミルメークに随分救われた覚えがあります。ミルメーク大好き!
今でもスーパーで売っているのを見ると無性に買いたくなるのですが、
「ダメダメ、あなたは青汁飲まなきゃ☆」と、心の声が聞こえてくるので最近は飲んでなかったです。
いやぁ、懐かしの味でした、ミルメーク。甘くて、牛乳臭さがなくなって美味しかったです。
揚げパンも、あんまり大きくはなく脂っこくもなくて美味しかったよ。
単なる食べず嫌いだったというのは確認できたのだけど、小学校の時のパンってこんなに美味しかったっけ?
大人になって味覚が変わったのかなぁ。う〜ん、不思議。

最後に昭和の味も堪能できたし、友人とは長話も出来たしで、ホントに良い夜を過ごす事ができました。
ご馳走様でした☆

なつかし処　昭和食堂　伊勢北店
多気郡明和町有爾中五反田1912
TEL0596-52-7300
営業時間
夕方5時から朝5時まで
年中無休

Tweet