ホッとひといき(何だか石だらけ編)
地元の穴場スポットが大好物なTハシです。
先日、やっとこさ風邪が抜けたんで、久しぶりに志摩方面へちっちゃい旅に出ようと思い立ちました。
ただ、帰りにくろねこさん(志摩のカフェ)に寄りたかっただけの理由だけど。
で、どーせ旅をするなら行った事ないスポットに行こうとガイドブックとにらめっこし…。
見つけたのですよ、穴場スポットをいくつか。
結果的にはほぼ体力任せというか、偏った感満々ではありましたが、いくつかの穴場スポットの事を紹介したいと思います。
まず、最初に訪れたのは伊勢道路の途中にある「天の岩戸」。
「天の岩戸」のお話は有名だから、みなさんもよくご存じだとは思いますが、簡単に言うと天照大神さんが建速須佐之男命さんのやんちゃに怒って隠れたとされている洞穴です。
天の岩戸伝説は、日本の色んな場所にあるのですが、伊勢道路の途中、志摩市磯部町恵利原にもあるのです。
伊勢から伊勢道路に車で進むと、右側に鳥居があるのでそこを曲がって、突き当たりまでずーっとまっすぐ進んでくのですが、とにかく道が細いのでカーブミラーをチェックしつつゆっくり進んで行くのが賢明だと思います。
天の岩戸のちょっと手前には、オオシマザクラの大きな古木があります。
春になると、とても美しい花を咲かせ、その頃には桜の木の下でイベントがあったりします。
なので、桜の季節はここまでだったら何度か訪れた事があります♪
山の中の割には、キレイに舗装された天の岩戸付近。
この階段を登ったところ、キュートな狛犬ちゃんの向こう側に天の岩戸はあります。
そこは神話の世界。
いやがおうに胸が高鳴ります!!(神話好きなら。)
が、実際の天の岩戸は、想像以上にちっちゃい。
私のお尻すら、入る余裕がなさそうです。
私の想像の中の天照大神さんは、宮崎駿さんの映画に出てきそうな、ちょっとイタリア女性の雰囲気を持った大柄で太陽のような(太陽神なんで…)女性なので、「天照大神さんが入るにはちょっと入らんなぁ…」と独り言を言ってたら友人に、「普通サイズでも無理と思う…」と普通に言われました。
そりゃそーだ。
しかし、こんな寒くて狭いとこに隠れちゃえと思うくらい、天照大神さんを怒らせた建速須佐之男命(スサノヲ)さん。
みなさんも、皮を剥いだ馬を、機屋の屋根に穴を開けて落とし入れたりしないように。
(↑スサノヲさんの悪戯。もはや悪戯レベルではなし。)
とにかく、天照大神さんが出てきてくれて良かったです。
さて、ここで有名なのは、天の岩戸やオオシマザクラだけではありません。
1985年に環境省の名水百選の一つに指定されている湧き水も有名です。
それとはまた別ですが、近くに風穴もあるそうなんで、ついでに行ってみる事にしました。
ついで…と行ってもそこは山の中。
アップダウンはきついし、歩道が作ってあるとはいえ岩がゴロゴロしてる箇所もあります。
もし行ってみたい女子がいらっしゃるなら、間違いなくヒールなんぞ履いていかない方が良いかと思います。
テクテク歩く事、多分15分くらい。
たどり着いたのはここ↓
天の岩戸よりは大きい穴が、そこにはありました。
えーとね、お天気のせいもあるのでしょうが、単に怖かったです(笑)
どこまで続くか分からない穴が、ただぽっかりとあるんだもんねぇ。
探検したい人はぜひどーぞ!!
夏は絶対涼しくて気持ちいいハズです。
さて、天の岩戸を満喫し、次に向かったのは、おうむ岩。
私はおうむ岩の看板を見る度にずーっと、「おうむ岩はきっと、オウム貝のような形をした岩であるに違いないっ!もしくは王蟲みたいな!!(ナウシカですね)」と思ってました。
だから、近くを通るたびに、オウム貝や王蟲みたいな形の岩がやまのてっぺんに見えないか、ずーっと探してたのです。(ホント)
が、オウム岩とは志摩市磯部町恵利原にある、幅127m、高さ31mの一枚岩で、近くにある「語り場」と言う場所で声を発したり拍子木(備え付け)を打つと、約50m離れた「聞き場」でまるで岩から音が出ているように聞こえるという岩。
残念ながら、オウム貝の形でも王蟲のような形でもありませんでした。
ちょっと残念だわー。
さて、おうむ岩の場所ですが、天の岩戸から伊勢道路を志摩方面に進むと、ほどなく交差点がありまして、そこをまっすぐ進んですぐくらいのとこに看板が見えてきます。
後は、看板通りに進んで行けばいいから、道に迷う事はそうそうないと思いますが、分からなかったら民家があるので、「すみませーん」と聞いちゃってみてください。
上にある駐車場にたどり着ければ、それはもう志摩を何となく一望できます。
お天気が良くて田植えが終わった頃だったら、それはもう美しい景色が見られる事でしょう!!
意外なデートスポット発見にテンションが上がった私と友人、次はいよいよ聞き場と語り場を探して階段を下ります。(ちなみに上がると展望台)
これがおうむ岩↓
でかいです。
で、この下に見えるのが語り場↓
正直言うと、岩のあっちとこっちから話すような、要は洞穴なのを想像してたのですが、実際は山彦のような原理で聞こえるのだそう。(オウム返しの意味でおうむ岩…みたい)
やや拍子抜けした感はありますが、いいのです!!
岩から聞こえてくれれば!!
語り場で拍子木を打つ時に、その奇跡は起こる!!はず!!
そして、その時がいよいよやってきました!!
「カンカン」と山間に響く、乾いた拍子木の音!!
お天気が悪いから、小気味よく辺りに不気味に響きます!!
けどあれ? 普通に語り場の方から聞こえる…。
「聞こえたー?」と叫ぶ友人の声も、下にある語り場の方から普通に響いてきます。
あれ?
実は、私が聞き場の場所を間違えておりました。
聞き場は、オウム岩の前にある鳥居の前ではなく、すぐ近くにある東屋だったのです。
多分、角度的に鳥居の前だと聞こえないのです。
改めて聞き場で聞いてみると、確かに山彦のように響きます。
拍子木以外でももちろん、自分の声ででも響きますので、「やっほー」とか「彼氏募集中!!」とか「金運招来−!!」など色々な事を叫んで楽しんでみてください。
たまに他の観光客さんが来ると、恥ずかしい思いをします。(ダメじゃん)
後、ここだけは一人で楽しめないので、誰か無理矢理ひっぱってきてください。
天の岩戸とおうむ岩で散々階段を上り下りしたせいで(階段だらけです。)お腹はペコペコ。
この後、ご飯を食べに行ったのは、友人が行った事ないからという理由で、志摩の「グリル エドイチ」に決定。
「グリル エドイチ」は、今までも何度か行ってる、私の好きな洋食屋さんの中の一軒。
広くない店内はビニール製の花柄のクロス、使い込んだグラスやテーブルなど、私の中の郷愁みたいなのを鷲づかみにするアイテムでひしめき合っております。
ご飯は丁寧でかつ、優しい味のものばかり。
お客さんの層も、地元の家族連れから一人でやってくるご老人、観光客と幅広く、たくさんの人達に愛されているお店なのです。
メニューは色々あるのだけど、初心者がいたのでお任せのランチを注文。
この日は、玉ねぎと鶏肉のフライにミンチコロッケ(?)、スパゲティに付け合わせのサラダ。
見た目も内容も、ザ・洋食な感じです。
ご飯はもちろん、お皿に盛りつけてあります。
程よい柔らかさのご飯、サクサクの衣の下の、ふっくらとしてジューシーな鶏肉と甘くなった玉ねぎ、柔らかな酸味のソースをしっかりと吸ったコロッケ。
どれを食べても美味しくて、フォーク(箸でなく)がどんどん進みます。
テイクアウトしたいくらいです。
見た目、軽くみえる量ではありますが、食べ終わってしばらくするとお腹にしっかりたまってきます。
あ、多分800円くらいだったと思います。
着いた頃(12時半くらい)は、何とか座れるくらいだったけど、その後ぞくぞくお客さんがいらして車の中で待つ人もいました。
週末に行って見たい人は、時間を早くか遅くにずらした方が良いかも知れません。
(最近、こんな事ばっか言ってる気がする…。)
つづくー。
天の岩戸・おうむ岩とも、お問い合わせは…。
志摩市観光協会
0599-46-0570
グリル エドイチのサイトはこちら→☆
グリル エドイチ
志摩市阿児町鵜方1089
TEL 0599-43-1319
営業時間
11時〜19時まで。
金曜定休
天の岩戸、小学生の時に家族で行きました☆
『なかよし』に連載されてたお気に入りの漫画のテーマ(?)が天照大神だったので、
父にお願いして連れて行ってもらったんです(^-^)
なつかし~~☆
でも見終わって車へ戻る途中で妹が巨大なアブみたいな蜂みたいな虫に刺されてしまって
トラウマスポットになってしまいました・・・苦笑
エドイチさん、美味しそうですね~~☆
伊勢道路寄り道スポット!
一度行きたいなあと思ってるとこです。
最近はそっち方面に行くことも少いんですが。昔昔、式場の打ち合わせに賢島に通ってたころはよく通りました…(遠い目)。
そういう地味〜な自然の風物はツボです。
あやかさんへ。
渋い!! 小学生で天の岩戸だなんて渋いよ!!
いったい何ていうマンガだったのか、そっちが気になりますけど−!!
山に入る時は、危険がいっぱいだよねぇ!!
妹ちゃん、災難だったねぇ…。
後、エドイチさんは美味しいから一度行ってみてねん♪
すずちゃんへ。
コメント、ありがとございます♪
あー、今回行ったとこは全て、すずちゃんが好きそうなとこばかりかも知れない(笑)
もう少し季節が暖かくなったら、ハニー達を連れてぜひ!!
なんなら、ご案内いたしますよん♪
おうむ岩は、お弁当持って行っても良さげな感じでございました♪
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