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ホットひといき(潮仏と御座爪切不動尊)

2012 1月 19 6 Comments

こないだの続き。

↑ちっちゃいけど目立つ看板

↑ちっちゃいけど目立つ看板


腹ごしらえして、次に向かったのは、御座白浜の海水浴場近くにある、潮仏。
260号線をずーっと進んだ端っこにある御座港の、漁業協同組合御座支所の角っこから入っていきます。
駐車禁止になってますが、地元の人に聞いたら入っていっていいそうです。
ちゃんと駐車場もあります。
↑むしろ、こっちに惹かれた…

↑むしろ、こっちに惹かれた…


車停めて、まず目に飛び込んできたのは、釣り堀の看板。
潮仏より、こっちに興味があったのですが、この日は閉まってたみたいです。
1日4000円かー。(女性価格)
何が釣れるかなぁ?
など、気になって仕方ないんだけど、とにかく人がいないんで仕方ないから(←おい。)潮仏へ。
↑入り口にある鳥居

↑入り口にある鳥居


↑何故か、頭の中でマドンナたちのララバイが流れる(古っ)

↑何故か、頭の中でマドンナたちのララバイが流れる(古っ)


潮仏は海中に祀られた仏様なので、満潮時には海中ですが、干潮時に姿を現します。
仏様が下半身を水に浸されることによって苦しみを引き受けてくれるそうで、子宝、安産、腰から下の病に霊験あらたかなのだそうです。
↑読んでおきましょう

↑読んでおきましょう


海沿いにしばらく歩くと、つきあたりが潮仏。
ちょうど良いタイミングで干潮時だったので、潮仏様の姿がしっかりと拝見できます。
↑右がご本尊です

↑右がご本尊です


実は、左写真がが潮仏だと思ってたら、こっちは前立地蔵なんだって。
海中のお地蔵様、初めてみたなぁ。
↑久しぶりにイソギンチャク見てテンションあがる

↑久しぶりにイソギンチャク見てテンションあがる


後、干潮時だとイソギンチャクも見る事ができます。
緑は野生(?)のアオサなんだろうか、どっちも心ときめくアイテムです。
↑ドラマや映画の1シーンみたいです

↑ドラマや映画の1シーンみたいです


海を堪能した後、次に向かったのは、すぐ近くにある「御座爪切不動尊」。
日本三大不動尊の1つなのだそうです。
↑むしろ、見晴屋が気になる

↑むしろ、見晴屋が気になる


「弘法大師さんはその昔、交通も不便なこの御座においでになり金比羅山のふもとの、この不動の池が気にいって、しばらく足を留められ、壱百日の護摩を焚き落ちる滝に身を浄められて祈祷されたそうです。
満願の日にただ一人、無人の山には入られて大地から生えている自然石に自らの爪をもって不動明王の御像を刻まれ「吾、真言密教の神髄をこの不動明王に托せり、一心に称名する者はその苦難を救われん、
仏性の尊厳を永遠に伝えんため、固く秘仏とする開扉することなかれ」と誓われました。
それから、爪切り不動尊と称して絶対秘仏とされています。
また大師はこの爪切り不動尊建立の後、千葉県成田市にある成田不動尊を建立されたと言われています。」

なのだそうです。

↑ドキドキしながら覗いたら浅かった

↑ドキドキしながら覗いたら浅かった


坂をテクテクと上がっていくと、まず目に入るのが「弘法井戸」。
余談ですがその昔、父が井戸を掘ってたのを思い出しました。
あの井戸、どーなったんだろう…?
↑一瞬、どこに行ったらいいのか途方に暮れます

↑一瞬、どこに行ったらいいのか途方に暮れます


井戸見た後にたどり着いたのがここ。
一瞬、どこをどう行ったらいいのか分からなくなりましたが、階段を下りてこの建物の中を通って本堂に行けるのだそう。
↑とにかく静かです

↑とにかく静かです


本堂の鳥居の向こうには、狛犬がちんまりと鎮座されてたんだけど、これが今まで見た狛犬の中で個人的にトップ3に入るほどの可愛さ!!
↑まー可愛い子ちゃん。しっぽ巻いてて手首に模様ありちゃんです

↑まー可愛い子ちゃん。しっぽ巻いてて手首に模様ありちゃんです


サイズもまた小型犬サイズほどで、「あー、可愛い可愛い…」と、そりゃもうなで倒してる私がおりました。
これだけなでてたら、自宅に帰ったらしっぽ振って待っててくれるんじゃと思うくらい。
あー、可愛い子ちゃんだー♪

さて、本堂の裏手に回ると、一見石垣かと思うとこに、梵字の掘られた三十数個の梵字石があります。
石には1字ずつ仏様の頭文字が刻まれているのだそう。
室町時代の作品と言う事ですが、そんな貴重なのを間近で触れるなんて、こんな楽しい事があっていいのだろうか!!
いやがおうにも、テンションが高まります。

↑爪で掘ったそうです。弘法大師さんってすごい

↑爪で掘ったそうです。弘法大師さんってすごい


そして、これらがそう!!
弘法大師が爪で刻んだそうですが、ものっすごい爪の威力ですなぁ!!
微妙にギザギザした感がリアルです。
ナスカの地上絵を初めて見た時みたい!!(実際は見た事ないけど。)
しかしこれ、どーやって掘ったんだろーなー。
謎です。
↑ここをあがったとこのお堂の裏側に撫で石あり。

↑ここをあがったとこのお堂の裏側に撫で石あり。


本堂の左側にある階段を上がると大師堂があるのですが、この裏にも素晴らしい石があります。
その名も撫で石といいまして、この石を触ってから自分の体の良くなってほしい箇所を触ると、御利益があるそうなのです。
もちろん、石を触ってから頭を触れば、勉学にも御利益があるそうなんで、受験生の人は息抜きにぜひ、来てもらいたいものです。
つるっつるの石なんで、すぐに分かりますよん♪

最初は、「石ばっかじゃん、石ツアーじゃん、ちょっと地味じゃんー!!」なんて言ってましたが、行ってみると楽しい楽しい。
ま、よくよく考えたら石見たさに旅してる(ストーンヘンジとかアンコールワットとか奈良の飛鳥とかもろもろ。)し、山道歩くのも好きなんで、結果的には理にかなった旅でございました♪

↑いやー歩いた歩いた

↑いやー歩いた歩いた


後、こーいったとこは、お天気や季節が良いと、きっと感嘆の声が上がるほどの美しさでしょうが、真冬の曇り空で訪れると、2時間サスペンスとかおどろおどろしい昔話が似合う雰囲気となります。

お好きなタイプで行ってみちゃってくださいませ☆

↑やっとくろねこさん。そもそもの目的地はここだった

↑やっとくろねこさん。そもそもの目的地はここだった


最後に、一日中歩いて疲れたので、久しぶりに「くろねこ」さんに行ってお茶。
甘いの食べて疲れを取って、伊勢に戻ったのでありました。
↑ケーキ、うまいー♪

↑ケーキ、うまいー♪


ちゃんちゃん☆

志摩市観光協会のサイトはこちら→☆
ほっとメニュー19


6 Comments »

  • TAKUMAN said:

    あーーー!!石仏地蔵尊いったことあります!
    潮仏が目的ではなく、どこかいい釣りポイントはないかと、
    志摩周辺を巡り巡っていた時にたまたまたどり着いた場所です。
    潮仏様の写真を見て思い出しました。
    釣りポイント探しに必死だったので、名前とか全く覚えてませんでした(^^;)

  • if said:

    TAKUMANさんへ。
    あー、分かる分かる、釣りポイントっぽいですよねぇ!!
    港に着いてまずしたのは、海の中チェックでした♪
    透明度が高いから、底までしっかり見えたんだけど、魚はいなかったなぁ。
    で、ここでは釣りしました?

  • 匿名 said:

    はい、一応はキャスティングしてるはずです。でもまったく釣れなかったと思います、たぶん…。
    っと言うのも、何かしら釣れてたら石仏地蔵尊という名前覚えて、また釣りに行っているはずですからね(笑)

  • TAKUMAN said:

    はい!一応キャスティングはしてるはずです。
    でも全く釣れなかったと思います、たぶん・・・
    っと言うのも、もし何かしら釣れてたら石仏地蔵尊の名前を覚えて、
    また釣りしに行っているはずですからね(笑)

  • Pちゃん said:

    狛犬、可愛いね~。シーズーみたい。こんな可愛い、狛犬を彫った?(作った?)人が、いるなんて。昔の人も、狛犬だって可愛くなきゃダメって、人がいたのかしら?

  • if said:

    TAKUMANさんへ。
    まさしく、その通り(笑)
    何で釣れなかったんですかねぇ?
    あれだけキレイだと、いけそうな気がするのですが。
    今度師匠に質問してみます♪

    Pちゃんへ。
    あー、Pちゃんも行ったら絶対私と一緒の事するわー(笑)
    そうそう、シーズーに似てた!!

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