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◆ホットひといき[11]

2006 9月 3 No Comment

本来なら、週末は「◆ホットひといき」コーナーで、内容も普段以上にゆるゆるなんですが、今回はちょっと変更して新しくお手伝いしてくれる人を紹介したいと思います。
彼女は、アキヲちゃんと言いまして、ブログを読んでいただくとお判りのように、スイーツ大好き嬢です。
そのくせ華奢です。
いちごちゃんもなんですが、世の中の華奢で美しい女性は、どうやら食べても太らないように出来てるようです。羨ましいです。私なんか、食べたら食べた分だけ肉が付くから、今では「いやーん、二の腕が振り袖☆」どころか、身体の色んな部分が振り袖なのよ…(>_< ) と言う事で(←何が?)これからは、いちごちゃん・アキヲちゃん・私と代表の4人で頑張っていきたいと思いますんで、ヨロシクお願いしますね。 ではどうぞ☆ 「ミュゼ・ボンヴィヴァン」 はじめまして、スイーツ食べてるときが一番いい笑顔(*^∇^*) アキヲです。  デパ地下では「牛歩かよ!」とつっこまれるほど、スイーツのショーケースにくぎ付けになってます。 これから、お気に入りのステキなお店をご紹介していきます。どうぞよろしくお願いします。 さて。 「ミュゼ・ボンヴィヴァン」は、津市にある県立美術館の中にあるレストランです。 ちょっとアンティーク風な店内には軽いジャズが流れて、落ち着いた雰囲気。  片側全部ガラス張りになっているので、陽の光で店内が明るく、なんと言っても外に広がる緑がマブシイ! 木々の葉っぱが風に揺れるのを眺めながらすでにまったり。 美術鑑賞後に立ち寄ったふうのお客さんの会話も聞こえてきて、上品なサロンみたい。 「今私は非常にステキな午後を過ごしているワ」と、まるで自分も上品になったかのようにうっとりできます。 でもお料理が運ばれたらそこは一気に現実。  「うわぁ、めっちゃおいしそう☆」を連発して上品な空気は破壊されるのでした(^^;)  ランチメニューは「デジュネ」890円や「シュペール デジュネ」1890円が用意されていて、気軽にフレンチを楽しめるのがうれしいですよね。 「気軽にフレンチ」と言えば、店内には「おひとりさま」のお客さまもいて、「あぁ、いいなぁ♪」と思いました。 なかなかひとりでフレンチのレストランには入りづらいでしょ?  だけど、「ミュゼ ボンヴィヴァン」はひとりでも自然にその空間に馴染める…。 緊張しないでいい、やさしい空気が流れている感じです。 この日の私たちはちょっとはりきって、コースをいただいちゃいました。 私はMenu“Beau”(ムニュ・ボー)3670円 のコースを、相方はMenu“Art”(ムニュ・アール)5250円のコースをチョイス☆ 私の最初のひと皿は「ホタテとワカメのコンソメゼリー添え」 …新鮮なホタテのマリネがとてもおいしく、自然に笑顔がでます。コンソメゼリーって初めて食べました。 海老の風味を感じたのですが、きっといろんな魚介のダシが凝縮されているんだと思います。 彼の方は「新サンマのカルパッチョ」…サンマは焼いてしか食べたこと無い私は「どーなんだろ・・」と思ったけど、生臭いことも無く、おいしかったです。新鮮な素材を使ってるんでしょうね。 060902bon2.jpg
続いてのスープは驚き!!
「コンソメのかき氷とジャガイモの冷たいスープ」
ジャガイモのスープは別の容器に添えられていて、自分でかけていただくという本人参加型。
それもおもしろいけど、コンソメかき氷って!?
初めての味と食感に驚きで、目がまん丸くなりました。これはぜひね、みなさん試してみてください。
(あ。でももしかしたら夏だけのメニューかもしれないですね。)
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メインの前にもうひと皿。私のは「白身魚のムニエル」
…身はほっこりしていて皮はパリパリ。好きな食感です(^∇^)
さっぱり味なのもよかったです。ソースもパンにつけてきれいにいただいたので、真っ白なお皿が残りました。
彼のは「あなごの赤ワイン煮込み」…私がムニエルに夢中になっている間に全部たべられちゃってたので、どんな味だったんだろう…??わかりません。どなたか教えてください(逆にみなさんに聞いてみる…笑)

そしてメイン!!
「鴨のロースト・パインアップルソース」
…お肉ジュウシィでやわらか~い0(>∇< )0  フルーツソースの中でもパイナップルのソースは初めてだったんですが、鴨独特の味とパインの爽やかな香りがすてきなハーモニーでした。 060902bon4.jpg
彼のは「小鳩のロースト」…恐竜が湖から顔を出したように見えるのが、鳩の足の部分なんですね(・∇・;)
 お料理を運んできてくれたシェフの奥様が「鳩って聞くだけで倦厭するお客様もいるんです…」って言ってました。
確かに初めての人にはちょっと抵抗あるかもしれない。でも私も初めて食べたけど、鳩ってオイシイ!!
そんなかわいい奥様に彼は「外宮さんの鳩捕まえてきたんじゃないですよね?」と失礼な質問をかましてましたが(笑)、もちろんそんな訳はなく、「フランス ランド地方産の小鳩」を使用しているそうです。
そう言えば、『ミュゼ・ボンヴィヴァン』のメニューはどこで獲れたものを使用しているかわかるように書かれています。
例えば、「久居でとれたジャガイモの冷たいスープ」とか、「伊勢湾でとれた魚のポワレ」とか…。
身近な地名をメニューにみつけると、なんか安心するというか、お店とお客さんの距離も縮まるかんじもしますよね。

さあ、最後はいよいよデザート。大きなお皿にスイーツ盛り合わせです!
私にとっては「これがメイン」かと思えるほどのひと皿です。
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シェフがひとつずつ説明してくれたんですが、細かい話、記憶から全部とんじゃってます。スミマセン!!(←失格者)
でもね、全部おいしかった(←マチガイない)
フレンチのコース全部胃に納めた後でもするする入るのは、スイーツ1コ1コの甘さが抑えてあって見た目で思うよりあっさりした味になっているから。
プリンには豆乳が使われていたし、フルーツケーキも重いかんじは全くないです。
なんならもうひと盛りいけそうな…。

お話を伺うと、シェフはシニアソムリエの資格をもっているそうです。 
今度は素敵なシェフにおいしいワインをすすめられたいなぁと思います。
奥様はパティシエとして東京の有名店でも働かれていたそうで、今後おふたりが作りだすお料理やデザートが楽しみだなぁ…とほくほくしながら帰ってきたのでした。
060902bon6.jpg
ミュゼ・ボンヴィヴァン
津市大谷町 三重県立美術館内
TEL 059-223-7070
営業時間
喫茶 10:30~17:00
ランチ 11:30~14:00
ディナー 17:30~19:30(22:00LO)
月曜定休(祝日の場合は翌日休 、美術館の休館日)


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