猫好きなTハシです☆　でも犬も好きです☆
　初めて猫を飼ったのは高校1年の時。
学校で拾ったのを家に連れ帰り、泣き落としで無理矢理親に飼う事を承諾させたのが始まりです。
飼い始めた頃はスポイトでミルクを飲んでたくらいに、ちっちゃくて弱々しかった彼女（雌だった）だったのに、家族の愛情をたっぷりと受けてスクスクと育ち、気がつくと我が家の主になってたのでした。
しかし、ネコって何で人の顔の上で寝るんだろう…?

　太江寺で出会ったネコは、その飼ってたネコにそっくりで、少しくぐもった声で「にゃーん」と鳴き、私と友人Pちゃんは「キャーっ!!カワイイっ!!」と近づこうとしたのですが、狩りの途中であるのが分かった（トカゲ。しかもシッポ切れ）ため、触るのは断念したのでありました☆

　さて、「太江寺では季節限定で筍ご飯が食べられる」と、リサーチしてきてくれたのはPちゃん。
いつも「ブログのネタに…」と色んなところから情報を集めてきてくれるのですが、今回も新聞の折り込み広告からピックアップしてくれました。
そもそも、二見町にある太江寺は藤棚と精進料理が有名らしいのですが、私はそのどちらも知らず、認識としては過去にお世話になった事があるため「ペット供養をしてくれるのお寺」という印象が強かったです。
一応「予約してください」との事だったので、電話にて予約をし、GWのある晴れた日に二人で二見ドライブとなったのでありました。

　さて、前日にネットで地図を頭にたたき込み、「後は適当に分かるやろ」と、いつものごとく見切り発車的に行ったのですが、住宅街に入ると道は細いしクネクネしてるしで、結構大変。
ようやくお寺を発見したのですが、今度は駐車場の場所が分からずにウロウロしてると「第2駐車場」の張り紙を発見し、やっと車を停める事ができたのでした。
普段歩きなれてない足で石段を登り、息を切らしながら山門（でいいのか?）をくぐると、まずは参拝。
100円では安いよなと思うくらい色々な事をお願いし、たまには女性らしくオミクジを引いてみました。

　内気で物思いな（←って書いてあった）私の運勢は吉。
「元気を出して人々と交際すべし」、「デイトは会えばよし（?）」、「縁談は思いきりが大切、定めよ」、「家庭は明るく楽しい生活を築かないと不幸を招く（!!）」などの、やや強引なアドバイスを神妙（?）に受け止め、やっとご飯予約時間の12時となったのでありました。

　さて、太江寺さんは実はユースホステルもやってて、食事はお宿の方でいただきます。
キレイに咲いてる藤棚の下をくぐって玄関に入ると、手書きで色んな約束事とかが壁に貼られています。
「おでんもあるんや…」とチェックしながら畳の部屋に案内してもらうと、先にいらっしゃったお客さんがワイワイ楽しそうに食事してました。
私達はちゃっかり藤棚の見える席に座り、待つ事数分で筍ご飯の到着です。

　木のお椀に盛られたご飯からは、炊き込みご飯特有の良い香りがします。
後は筍のお吸い物、きゃらぶきとお漬物、筍の木の芽あえに夏みかん。
チャキチャキした愛想の良いオバチャン達が作ってくれたであろうご飯は、ほどよく軟らかくて筍がたっぷり。オダシがよくきいてて、おこげもしっかりと入ってて、「絶対こんな美味しいご飯は炊けんなぁ」と、Pちゃんと話しつつ「持ち帰りって出来ないのか?」と考えてました。
　お吸い物も、変な雑味がなくてシンプルだったし、きゃらぶきも大好きな柔らかめのヤツで美味しかったんだけど、一番スゴイと思ったのは木の芽あえ。

　口の中いっぱいに木の芽の香りが広がって、軽くお味噌の味がきいてて美味しい!!
これこそ真似出来ない味だねぇとPちゃんと話してたら、隣の席の奥様方も「あら、これはどうやって作ったの?」と、オバチャンに聞いておりました。

　藤の花を堪能しつつ、ご飯をノンビリと食べて満足気分♪
ではあったのですが、やっぱり二人には軽めの量だったため、「…どっかでデザート食べよか?」と、お寺を後にしたのでした☆

季節限定なため、今年はもう終了しましたが、興味のある方は来年またどうぞ☆

太江寺
伊勢市二見町江1659
TEL 0596-43-2283
大江寺ユースホステルサイト→http://www.za.ztv.ne.jp/iseshima/taikoji_home.htm

追記。
駐車場で激写している私を見て、Pちゃんはちょっとひいてたような気がする…。

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