「スパイシーキング」で本場のカレーを堪能!

　伊勢近辺でカレーといえば、印象に残っているのが神久の「プチレストラン宮本」さん。辛さのインパクトはあんまりなかったけど、たっぷり煮込まれコクが満点の上品なカレーで、たまにおじゃましてたのですが、どうやら志摩市の鵜方に移転しちゃったらしく（ホームページ） 、どっかのランチでたまたま…というのを除くと直球ストレートに「ココ壱番屋」さんばかりだった今日この頃。

　たまには外国風味のカレーを食べようと伊勢市上地町の「Indian Restaurant SPICY KING(スパイシーキング)」に行ってきました。
　場所は伊勢方面から旧国道を松阪に向かい「サがミ」のある信号を左折してスグ。奥がアウトドアショップのお店ね…しかしこの場所、いいのか悪いのか？よくお店が変わりますねぇ。

　店内に入るとさすがにインドテイスト満載。置物・ポスターといった装飾に音楽・お香…お店の方もみなさん外国の方のようです。シェフはネパールの方らしいですが、ネパールはインドから食文化の影響を多分に受けているそうで、感覚的には例えばアメリカで日本人がラーメン屋さんを開業するようなもんですかね。

　ランチメニューでは925円でバイキング（2種類のカレー＆ナン・ごはん食べ放題）も用意されてましたが、今日はランチセット。
　780円から金額が上がる毎にサイドメニューが増えていくスタイルで、相方は(注：漫才師ではないです)サラダ・カレー（6種から2皿を選択）・バターナン・ミルクティーで880円のセット、私はそれにチキンティカとシークカバブっちゅうのがプラスされマンゴーソースのアイスクリームデザートもついて（チーズナン・ドリンクはラッシーにしました）1080円のセットをお願いしました。

　二人分でオーダーしたカレーはチキン・野菜・キーマ・スペシャルの計4皿。すっごくクリーミーな野菜カレーが一番人気。二番はスパイシー＆ストレートなキーマ。大きな鶏肉の入ったチキンときて、スペシャルはワタシ的にはちょっと粉っぽいかナ。
　辛さは調節してくれるようでオーダー時に聞いてくれましたが、基本的にはキーマが辛口、マトンが激辛らしくって、辛いモノ好きとしては次回マトンに挑戦です。

　シークカバブは本来、「羊ひき肉と香辛料を混ぜて釜焼きした料理」らしいのですがお店の方が「チキン」って言ってました、言葉がカタコトっぽかったので質問がちゃんと伝わってなかったかも？…お味はちょっとぼそぼそ(^^;
　チキンティカは「スパイスとハーブで味付けした釜焼チキン」ということで、しっかり下味を含んだ密度の濃いおいしいチキンでした。

　ナンは文句なしにおいしい！特にバターナンの巨大さに「食べれるわけがない」が第一印象でしたが、ナンだけになんのなんの南野陽子…(オヤジです)。逆に「おかわり自由」の言葉にそそられまくったのですがグッとこらえるのに一苦労、おかわり用ハーフサイズが欲しかった…。

　スタッフのお子さんがお店でダダこねてたり、ほとんど言葉がわからなそうな方が給仕をしてくれたり、ナイフやフォークといった食器も決してピカピカじゃないし…でも質問しようとすると一生懸命聞こうとしてくれて、お水なんかホント頻繁に注ぎにきてくれる、もちろんおいしいカレーがあって。それらがぜ〜んぶあわさって本当の家庭におじゃましてるような気持ちにさせてくれます。
　お店も席がいっぱいになる大にぎわいで、最後は飲み物も飲みきらないうちに、急いで席を立って出てきましたが、なんとも楽しいお食事タイムでした。

スパイシーキング
伊勢市上地町4064
営業時間
AM11:00〜PM3:00
PM5:00〜PM10:30
TEL　0596-29-5676

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