カピタノ[2]
慣れない洋食レポートのせいか長文失礼しております。
早速カピタノでのメインのお料理です。
■ワタリガニのスパゲティ(1200円)
Tハシさんの見たガイドブックに載ってたメニューで、「これは頼まなきゃ」と心に決めていたメニューらしいのですが、食べている時に皿に乗っている甲羅を触りながら「これ何ガニやろ?」…って天然にもほどがある!
あきれながらも、カニの身たっぷりのトマトソース味は濃厚な味付けになっていて美味しい。
身の詰まったお腹の部分も添えられてて、これはワタクシがいただき用意していただいてた箸を使ってしつこくしつこくホジホジ。フォークとかナイフのセットに、当たり前のように箸が添えられているっていうのは嬉しいですね。やっぱりI am JAPANESE。小さな作業は箸が一番です。
ちなみにノーマルな「スパゲティ」でいただきました。昨日も書きましたが、パスタは好きなもので作っていただけるということで、他に
・リングイネ ・ペンネリガーテ
・フジッローニ ・エリコイダリ
・カンデレ から選べるそうです。
↑3番目からはどんなのかわかりません。
そもそもパスタって300とか500とか種類があるんだそうで、ワタクシの記憶容量をはるかに超えてますから、その都度店の方に教えていただくことにします(^-^)
■夏野菜の冷製パスタ(1000円)
入っていた具材はナス・オクラ・トマト・枝豆・松の実。
野菜てんこ盛りのひえひえスパゲティです。細めのスパゲティにほどよい塩辛さのバジルソースがからんでさっぱりした味わいです。
イタリア人もこんなさっぱり感好きなんかなぁ?オクラとか入っているの見ると和風テイストプラスのカピタノオリジナル?日本の夏にピッタリのイタリアンは枝豆と松の実の食感が絶妙でした。
■水牛モッツァレラのピザ
写真に撮ったメニューで確認したらカピタノの食事では最高額メニューでした(2,400円)。見比べるとパスタは1000円前後、ピザは2000円前後が中心!とずいぶん差をつけてますね。きっとピザに自信があるんやろなぁ。Tハシさんが「ピザ釜にホントに薪を入れとる!」(そりゃそうやろ)と感動しとったパフォーマンス料(薪代金?)も込みかも(^-^)。
焼き上がると、隣のテーブルでマダムが切り分けてくれます。自分で切らんといかんお店が良くありますが、やっぱり切ってくれるほうがずっと好きです。(自分で切る時、皿の段差がある部分とか縁の曲がった部分にかかってうまく切れなかったりすると、ウ〜!と心の中で怒っています)8等分にカットしてくれましたが3人やと誰が2切れか?と静かなせめぎ合いが開始されました。
しかし思い返してみても、具はとってもシンプル。クリスピーよりずっと厚めのモチモチした生地にピザソース。その上にはたぶんチーズとほうれん草が少しだけ。その上からもうひとつオリーブオイルたっぷりの別のソースがかかっているようです。2400円のピザかぁPIZZA-LAやったら…とか考えるワタクシは「庶民」代表であります(^-^)。ついでに思い出してサイゼリアの水牛モッツァレラトマトは299円やったなぁとか。
Tハシさんは、このかかっているほうのジューシー(オイリー?)なソースがお気に入りで、ピザの端っこで一生懸命すくいながら食べてました。おかげで食べ終わると随分きれいな皿に…。
ところで、この水牛モッツァレラチーズ、よく食べるふつうのモッツァレラ(乳牛のものがほとんどらしいです)がチーズとしてはスッゴクあっさりしているのと比べて、随分コクがある印象で、舌触りも滑らかです。とは言っても、ピザのチーズとしてはやっぱりアッサリ・サッパリ系でしたよ。
パスタなど、一品ずつのボリュームはびっくりするほどではなかったんですが、完食すると見た目以上にお腹にたまった印象で、満足満足。
普段から女性のデザートは別腹!をさんざん目にしているのに、Tハシさんがデザートとか頼まないので不思議に思っていたら、この日は目的とするお店が別にセッティング済み(お見それしました)で、カピタノではデザートを食べずにご馳走さま。となりました。