ハセガワです。連休もアッと言う間にすぎようとしてます。鳥羽水族館のジュゴンのぼり（ジュゴンは中程の2頭であとは上からスマという魚とカツオ、一番下がジュゴンの食べる海草”アマモ”らしい）も前半は晴れ空に元気よく泳いでいました。後半は雨模様でちょっと残念ですね。

　今週のTハシさんはカメラマンさん、ほぼ普通の週末と同じようなお休みしかとってもらわずで、レンズを通して、高いのは1個ン百万円とかのジュエリーと格闘しつつ頑張っていただいています。少ない機材でやりくりしていただく努力は涙なしには語れません。
　Tハシさんとジュエリーで美しさを競っていただいておるわけですが、合体すればさらに引き立て合うわけで、仕事が完了したあかつきには、その努力の証にお気に入りのものをひとつ……ご自分で購入されてはいかがでしょう？　(^^)

　さてさて、今回は特別編としてハセガワの相方さんが行ってきたというジャンティーユのレポートです。せっかくやで初登場してさ！とお願いしたのですが、まぁ今回は代筆？代打ち？（こりゃ麻雀かっ）です。

　レストラン　ジャンティーユ（Gentile）はフレンチのお店。パンフレットを見ると、井上シェフは伊勢出身の36歳…若いです。志摩観光ホテル→大阪→津の東洋軒→パリの三ツ星レストラン。と修行を重ねたそうで、友人たちの間で「食べに行きたいお店ランキング」で上位に入るお店です。
　場所は伊勢市街から南島線を走り、ルバンボッシュを過ぎ左に大倉うぐいす台という団地がある信号のあたり、道路の宮川側です。南島線沿いでよそ見さえしていなければ方向音痴の私でも迷わず行けるのが嬉しいです。伊勢市駅からだと距離にして4kmちょっと、15分もあれば着いてしまいイメージよりも近い感じがします。

　行ったのは4月3日、実はこの日は、とっても仲良くしていただいているオシャレなおばちゃんの誕生パーティでした。リクエストを聞いたら「洋食をいただいて、桜のお花見がてきたら嬉しい」ということで、以前一度仕事関係の食事会でおじゃましたことがあって、とても印象の良かったジャンティーユさんのランチにお連れしようと思ったのです。
　メンバーは女性5名。ちなみに主役のおばちゃんはなんと93歳のお誕生祝いです。神戸生まれのハイカラさんはコーヒーとケーキが大好き。この世代にして小さい頃（大正時代？）のおやつはクッキーとかの洋菓子だったという生粋のお嬢さん育ちです。

　東京の設計事務所作というお店はとても明るくオシャレですが、けっこうカジュアルな雰囲気で気楽に入れます。
　お誕生会ということでメニューはリッチに3,150円のビストロB。※デザートにオプションを追加してもらって豪華にしていただいたので3,700円となりました。お昼ご飯としてはとても贅沢ですよね。
　お料理は前菜・スープ・メインディッシュ・パン・デザート・飲み物の構成。ビストロCというコースもあってスープの代わりにメインディッシュが1品増えて4,000円。おばちゃんがよく行っている鳥羽国際ホテルのランチ（3,990円ですが3,800円になる食事券があります）と価格も良く似て料理も同じ構成ですね。おばちゃんの選択肢が増えるかな？

　さて、いよいよお料理。まず前菜は数品から選べました。メニューによって追加料金が必要になります。私のオーダーしたのはフォアグラのソテー（ポワレと書いてあったかも）季節のフルーツ・ブリオッシュ（フランスの菓子パンらしい）添え。
　熱々のおそらく銅鍋に予想よりずっと大きなフォアグラとその下にはイチゴ・パパイヤなどのフルーツがどっさり。濃厚だけどしつこくないって感じでみんなにも少しずつ食べてもらったのですが絶賛でしたよ。これは350円アップのメニューでした。


　他にオーダーしたのは松阪牛トウガラシ肉のマリネ（写真上）。薫製風の牛肉ということでしたが生っぽくてやわらかく美味しかったですよ。こちら300円アップのメニュー。
　そして野菜と鮮魚のカルパッチョ（写真下）。沢山の野菜が使われてます。考えてみると見た目は一番前菜っぽい！他のものはメインで出てきても不思議じゃない料理な気もします。こちらも300円アップのメニュー。

　パンは3種、一番のお気に入りはひよこ豆を使ったもの…ただ同席した先輩曰く「形がかわいいおっぱいみたいや」と…。ワカモノのデートだとちょっと恥ずかしかったりして←おばちゃんたちは「あははぁ」と笑い飛ばしますが。(^^)あとはクルミのバケットタイプとプレーンの丸いパンでした。
　スープは春野菜のポタージュ、カプチーノ仕立て。シャレた器です。泡が表面を覆っているせいか温かさが長続きした印象。味は野菜の風味が混ざり合っててちょっと独特のものでした。

　いよいよメインディッシュ。私がオーダーしたのは鴨肉のコンフィ。固まりです。柑橘系のスライス（パンフレットにあった甘夏のマーマレード風味というのかも？）が挟まってコックリしたソースがたっぷりかかっています。鴨というと皮を外してスライスしたものしか食べたことがなかったのですが、皮がパリパリで肉自体もくせがなくとてもGood。ひき肉の入ったパイも添えられててお得、ワイワイとみんなで味見し、前菜に続いてメインも私のオーダーが人気No.1でしたよ。「当たり」な日でした。(^^)

　他は鯛のポワレ（写真左）。カリカリの外側とフワフワの中身で「上手に料理するなぁ」と今更ながら感心。ハマグリと沢山の野菜が一緒に調理されています。野菜の種類はメインディッシュのメニューに共通のようでしたが、ブロッコフラワー、ヤングコーン、にんじん、ほうれん草、長いも、ジャガイモ、ネギ、しいたけ、そしてつくし。と多種で季節感も満載ですね。

　もう一種オーダーしたのは黒豚のピザ仕立て（写真右）。フランス料理で味わう「ピザ仕立て」は新鮮、見た目もとてもきれいなお料理でした。

　各メニュー通じてけっこうボリュームがありお腹はいっぱい、満足してあとはデザート用の別腹を満たすのみです。
　お願いしていたスペシャルバージョンは盛りだくさん！

・ピスタチオのムースケーキ…上に生チョコがかかっています、あまりムース系は得意でない私ですが、これはとても美味しかった。ピスタチオが上品に仕上げられたムース部分とチョコの組み合わせが絶妙です。
・マスカルポーネチーズとイチゴのアイスクリーム…おかわりしたかった。
・コーヒーのブラマンジュ…おとなしめのコーヒー風味で甘さも控えめでした。
・イチゴのタルト
・抹茶のムース
・フルーツは柑橘類（これも甘夏かな）+キウイ
いずれもかわいい一口サイズでペロリ。

　前菜からデザートまで料理の出てくるテンポが良く、気持ちよくお腹いっぱいです。
　ランチのメニューは紹介した他に1,680円のデジュネ、ビストロA2,500円がありました。
　接客はあんまりお客に干渉しないタイプかな。さりげなくそつなくって印象…都会っぽくてスマートです。
　一見さんのような私たちが行っても、笑顔のマダムが大活躍のカンパーニュやボンヴィヴァン、シェフがお見送りしてくれたりするル・バンボッシュ…同じフレンチでもお店のコンセプトが伝わってきて面白いですね。
　店名の「ジャンティーユ」は「親切な、優しい、思いやり」などを意味しているそうで、信頼できる食材をおいしく楽しく味わえる。ステキなお店です。
ご馳走さまでした。

レストラン　ジャンティーユ
伊勢市大倉町302間湖ビル
TEL 0596-22-2882

営業時間
11:30-15:00 (LO14:00)
17:30-22:00 (LO20:30)
定休日　日曜夜・月曜日
※月曜日が祝日の場合は月曜夜・火曜日

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