桂川
桂川…川なのに海の幸がいっぱい。
今宵は懐かしい高校の同窓生との話し合い。近場にいる同窓生に声かけて一回宴会しましょう!という相談なんですが、実際はただの飲み会。幹事役の人に気持ちよくおんぶにだっこです。
で、「桂川(かつらがわ)」行ってきました。このお店は知る人ぞ知る、かの金メダリスト野口みずきさんが大好物の「まぐろ」をたらふく食べたい時にやってくるお店だということで、店内いたるところにみずきさんのポスターやらサインやら…トイレの中にまで飾らんでも。と思うのはアッシだけでしょうか(^^)
ちょっと前に新築されたお店は茶色系で統一された落ち着いた色合い、店内もさすがにキレイです。そのたたずまいもですが「桂川」という名前が京都を連想してしまって「ちょっとお高い店やと思っとった」っちゅう同輩もいましたが、大将をグルッと囲むカウンターでは近所のおっちゃんがニコニコ談笑してる、気取らないお店です。
7人でおじゃましたのですが個室を2つつなげていただいて、ゆったりさせてもらいました。決して広いお店じゃないのに、女将さん含めて3名の女性方ががフロアー〜調理場を動き回ってくれるおかげで、なんか店内すごい活気があります。
頼んだお料理もいいペースで出てくるし、ボトルでもらった焼酎の水や氷の補充も「すいません」「は〜い」「どうぞ〜」って気持ちいいくらいリズミカル!居心地いいです。おかげで烏龍茶の一人を除いて6人でボトル2本も空けてしましました。
しかし今回水割り作り番を担当したのですが、それぐらいのペースでみんなが飲むと、大〜忙し。作ってちょっと話をしとると「スマンおかわり!」で特に話も弾んだ初めの方は頼んだ料理ほとんど食べてないんですけど…
頼んだ3種のお造りには「みょうが」が添えられてます。たこは食べ逃してしまいました(T-T)がシメサバ(お造りじゃあないか…)&みょうがは思いのほか美味美味!「昔、みょうがを食べると物忘れがひどくなるって言われたよなぁ」って何人かで「そうそう」って思い出を共有できました。ちょっとネットで調べるとこの俗説のいわれがわかります。
いかのお造りはクラッシュアイスをギュッっと固めて作った器に並んでいます。こうやってキュッって冷やしてくれる盛りつけの工夫は大好きで、食べよう!と思ったらみょうがだけ残ってました。あんまり残念だったんで後でもう一つ追加です。
実は魚市場の社員さん(第3セクターみたいな会社になってるんですよ)が2人いて、メニューの魚介類にはいろんな解説付きで楽しませてもらいました。この器も地元の業者さんが作ってるということで、一個いくらかちょっとしたカケをしてます。さすがにお店の人に聞く訳にもいけないんで答えは後日に、さてさてどうなりますか。
飲むのが落ち着いてきた中盤から、やっとゆっくりと食べれるようになりました。
大きなアサリを見て「お〜もうこんなに育ったんや、潮干狩りのシーズンが近づいてきたなぁ」ここで市場の偉いさんが「某海水浴場のとこでバカ貝が大漁やで〜」情報。高級食材やん、ちょっとわけて!
頼んだ時に「ごめんちょっと小さいんやけどええかなぁ」とお断りのあった太刀魚は、そのとおり今回ちょっとコンパクト。箸で食べるより手に持ってガブッていくのが正しい食べ方かな?
こやって、旬真っ盛りのもの、ちょっとはずれてるもの(でもぜんぜん失敗じゃないですよ)。移り行く季節を目と舌で体験できる居酒屋さんならではの醍醐味満喫。正直なお店大好きです!
エビかき揚げは全員絶賛、イカのお造りと同じく追加でもう一つ!です。桂川ではやっぱりお寿司を!ということで盛り合わせと太巻き、女将さんおすすめのたこ唐揚げで〆。にぎり寿司はもちろんですが明太子のたっぷり入った太巻き、おいしかった〜。
まぐろを食べた輩は「よしっこれでみずきさんの走りができる!」とか言うて店を出て走り出し、20m程でぜいぜいしてました。…ベタベタな落ちやなぁ…とみんなの大笑いと共に満腹で、ごちそうさまでした。
三重県伊勢市一之木2-12-17
TEL0596-24-5911
営業時間
11:30〜13:30
17:30〜22:00(OS)
定休日1、11、21、31日