みなさま、「鳥羽一番街」はご存じでしょうか?
鳥羽の玄関口「近鉄鳥羽駅」のすぐ前にある「鳥羽一番街」は、お土産はもちろん、飲食やリラックススペースも兼ね備えた総合施設となっております。
お土産の種類と量（食べ物から真珠まで。）は半端なく多いので、まとまったお土産が欲しい時はここで大抵は揃うんじゃないでしょうか。
私も時々ここに寄らせてもらっては、変なお土産（失礼）を探しだし、一人喜んでいる次第です。
いつ行っても、結構面白いのがあります。

あれは夏の頃、仕事の資料として、鳥羽の郷土食と言われているタコ飯とウニ飯を探していたのですが、ここに入っている飲食店の1軒でタコ飯が食べられると聞き、友人と一緒に行ってみました。
お邪魔したのは「秀丸」。
鳥羽一番街の3階にある、地元の食材を生かした海鮮系和食屋さんです。

この日は週末だったせいか、普段はノンビリムードの飲食店フロアも、お昼時は観光客で結構な混雑。
秀丸さんも例にもれず、入り口には席待ちをしてる人多数。
いつもなら待つのが苦手で、出来るだけ待たなくていい選択をしようとする私ですが、この日ばかりは大人しく席が空くのを待ちました。
20分くらいかなぁ?
その間にも、タコ飯とかウニ飯があるお店はないか探してみたんだけど、やっぱりありませんでした（泣）

20分待ってやっと店内へ。
ザ・和食な店内の窓の外には鳥羽の海が一望できます。
お天気が良ければ、さぞかし良い景色でしょう。
窓際は座敷席、後はテーブル席でございます。

メニューは魚介がメインとなってまして、単品もありますが定食ものが多かったです。
天ぷら定食で1300円、貝盛り合わせ定食で1650円、海鮮丼定食で1650円。
単品だと、造りの盛り合わせで1700円、まぐろの造りで1200円、伊勢海老の活き造りや鮑（両方とも3600円より）なんてのもありました。
やや割高感はありますが、鳥羽で食べてみたいと思われるものは大抵食べられる気がします。
下のフロアではお買い物も出来るし、駅から近いし便利です。

ちなみに私はもちろん、たこめし定食1580円をお願いしましたよ。
そうそう、日替わり定食1050円もありました☆

混雑してるため少しゆっくりではありましたが、ほどなく定食が到着。
たこが入った味ご飯にお刺身、海老を茹でたのにお漬け物にお吸い物に、後は何故かにゅうめんがセットとなってます。

タコ飯は、ご飯の中にちっちゃいタコと人参が入ってます。
後は海苔とコーンとレタスがトッピングされてました。
私は鳥羽に住んだ事がないので、タコ飯はこれが初めてだったんだけど、これが正しいタコ飯なのか今でもやや疑問です。
調べたところ、鳥羽のタコ飯は「畔蛸では下処理をした生のたこをぶつ切りに、小浜や坂手や神島では干だこを焼いてから木で叩いて柔らかくしたものを、薄く切るなどしてごはんに炊き込む」となってたからです。
ただ、季節もあるでしょうしタコの獲れ具合もあるのでしょうかねぇ。

とにかく初めて食べたタコ飯は、ご飯にタコのダシがふんわりときいてて美味しかったのですが、このチビダコは半分にまっぷたつになっているため、写真では微妙に断面をお見せできませんでした。

お刺身は豪快にぶつ切り。
一口入れると、話が出来ないくらいのサイズです。
添えてある人参はスティック状となっており、何とも豪快です。
イカもこんな感じで豪快（笑）

いやー、豪快ネタだらけでございます。
が、これくらいのワイルドさはあっても面白いかも知れませぬ。

最初見た時は「これだけ?」と思いましたが、女子だったらお腹いっぱいになる量です。
味も、見た目のワイルドさの割に美味しい（ホントに失礼…）んで安心（ホントにすみません…）しました。

この後、続けて横山展望台に向かったのですが、その話はまだ次の機会にと言う事で♪
ごちそうさまでした☆

秀丸
鳥羽市鳥羽1-2383-13
鳥羽一番街内
TEL　0599-26-2089

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