ひさのや
松阪に向かう車の中、アキヲとMちゃんのテンションは最高潮でした。
その日は『松阪三交“北海道物産展”ファイナル☆』 の最終日だったのです!!
「ベタやけどロイズの生チョコは買わせてもらうわ('∇'*)」と静かに闘志を燃やすアキヲ。
Mちゃんも、「ちょっと前の車遅すぎ~!!」と珍しくイラついていました。
三交に着くや、4F「催し物会場」に直行O(≧▽≦)O そこでふたりが見たものは!!
・・・すっかり片付け終わって、骨組みだけ残された各ブース・・・( ̄▽ ̄;)!!
そう、最終日は終了時間が4時だったのです。ふたりがGoGoテンションでやってきた、その時すでに6時過ぎ。
とってもさみしい風がふたりの心に吹きました。びゅうびゅう吹きました。
北海道物産展の終わった三交に用はない、「こうなったら松阪で美味いモン食べて帰ろまい!!」
と、駐車場へ退散するふたり。すると、なんともおいしそうなにおいが漂ってきたではありませんか。。。
このにおいの元へ行きたい(*´◇`*) そこには必ず美味いモンがあるにちがいない!!ということで、そのにおいから想像をふくらませて、「おやじが仕事帰りに立ち寄りそうな飲み屋」を探すことにしてみました(←飲まないのに)
するといいかんじに、三交の近くにちょうどそんな雰囲気のするのれんをみつけましたよ。
お店の名前は『ひさのや』さん。
入り口のところに手書きでいっぱいメニューが貼ってある。しかも「俺が釣った!!」って書いてある。
自分が釣った魚を調理するなんて、なかなかこだわりがありそう。
それに「おでんやってます」も魅力的。
しかし常連客でないものにとってこういうお店はなかなか入りづらいもの、しかもお酒飲まない女ふたり。
しばらく迷いましたが「えいや」で戸を開けました・・・思った通り!!
居場所がない!!(笑)
まずおやっさんと常連客(ぱっと見てそうであるとわかる)にきょとんとされました。
店内はカウンター席と、壁際にひとつだけテーブル席があるだけの小さなお店で、私たちも入ったもののどうしていいかわからず、立ち尽くしました。
Mちゃんと「どうする?」「どうしよう?」「とりあえずがんばってみるか」「ラジャ」と無言で会話して、テーブル席に腰を下ろしましたが、カウンター席の常連さんたちにちら見されるし、最初はなかなか落ち着けませんでした。
とりあえずお料理は「釣りたてアオリイカサシミ550円」と「青森産の縞ホッケの一夜干380円」と「ごまドレサラダ350円」とおでん各種(値段不明)を頼みました。
「飲み物はウーロン茶・・・(でもいいですか?)」と恐る恐る頼みました。
まずやってきたのはアオリイカ。しかも釣りたてでついさっきまで生きてたらしい。
つやつやしてるし、色の透き通り具合で素人の見た目にもその新鮮さはわかります。
食べるとねっとりまとわりつく感じで、味はほんのり甘い!!オイシイ!!
足の部分はコリコリした歯ごたえで、身の部分とは違った食感が楽しめます。これで550円はお安い☆
続いてのおでんで更にテンションが上がりました。
うす味のうまみが具にしみわたっていて、牛スジのダシがきいてます。
ふたりが選んたおでん種は大根、こんにゃく、たまご、牛スジ、ロールキャベツ、とエリンギ。
おでんにエリンギってみなさんいれます?
私は初めてだったのですが、うまうまでした。
今年から我が家のおでんにもぜひとりいれていただきたいです。
難点→ちょっと食べにくい。おつきあいの浅い方と食べるときはちょっと恥ずかしいかも(?)
そうでない方と一緒であれば、がっぷり口に入れて噛み切る方向で♪( ̄▽+ ̄)
厚い大根もきれいにダシ色に染まって、お箸ですっと切れるほどやわらかく煮込まれていておいしかったです。
だけど一番感動したのは「ロールキャベツ」でした。
キャベツの中は鶏のミンチでやさしいあっさり味。
これがうまみたっぷりのスープで煮込まれて、絶妙の味になっているのです。
こうして書いているだけで「思い出し唾液」が出てきます。これは近いうちにまた食べたいです!
私はおでんにはからし派なんですが、Mちゃんはみそ派らしく、今度行くときは「つけてみそかけてみそ」を持っていくと言ってました。
『ひさのや』さんの味が確かなものである(←上からモノ言ってますがσ(^_^;))と確信した私たちは、更に「豚肉とにんにく芽の炒め400円」も追加しました。
壁一面に手書きのメニューが貼ってあるのですが、ほとんどが魚を使ったお料理で、肉料理はこれくらい。
そんな中ホッケが到着。
写真で見るとなんだか貧相なんですが、これが脂がノってておいしかったのです!
身もふっくらと柔らかく、噛むほどホッケのうま味が口の中に広がります。
また塩加減がちょうどいいあんばいなのです。
ふだん肉食獣のMちゃんがこんなにうれしそうに魚を食べる姿をそれまで見たことがありませんでした。
「飲めへんけど間違いなくお酒に合うなぁ・・・」「間違いなくハセガワさん好きやよなぁ」「Tハシさんも好きかもね」なんて会話もちらほら(=^▽^=)
豚肉とにんにく芽の炒めは、甘辛い味噌味でかなり濃い目の味付け。
それまでのイカやおでん、ホッケがあっさり淡白なものだったから、ここでの甘辛肉炒め(←名前変わってる)はよけいにガツンときました。
文句なしにふたり好みの味で、『ひさのや』さん最高☆モードはMAXに達しました。
そうそう、「今度行くときもってくものシリーズ」としてぜひ「しろ飯」も追加したいものです。
いえ、メニューには雑炊とかいくら丼とかもあったから、頼めばごはんも出してくれるとは思うんですが。。。
気の弱い私たちにはどうしても言い出せませんでした。
更に調子付いた私たちはもう1コみつけた肉料理、「宮崎直送地鶏日向鶏焼き鶏450円」も追加。
これがまた美味い・・・というより旨い!!
味付けは塩。皮がかりかりに焼けていて、口に入れたときの塩っ気と香ばしさが鼻に抜けるかんじがたまりません。あんなに歯ごたえのあるものとは思ってなかったので、ちょっとびっくりしましたが。
これまたお酒との相性バッチリですわぁ。
店内は8人で満席。
おいしい料理を食べ、お酒を飲み、言いたいこと言って、そうかと思えば「日本シリーズ中日vs日本ハム」のゲームの行方をみんなで見守る・・・そんな空間にいつしかアキヲとMちゃんも馴染んでいた(ハズ・・・)
それにお値段格安!!あれだけ食べて3600円ナリ☆
お酒飲まなかったからなんでしょうけど、逆にお酒飲んでたらあんなにたくさん食べれなかったとも思う。。。
でも他にもいろいろ食べたいものあった(*>ω< )o から絶対また行きます。
※ちなみに後で調べてみたらこちらの大将は「大物釣り倶楽部として名高い三重渓流倶楽部の会長」さんらしい。スゴイ人らしい。見た目は「岩城滉一」みたいでダンディでした。
ひさのや
松阪市京町513-6
TEL 0598-23-0127
営業時間
17:00〜23:00(22:30LO)
日曜・祭日定休
そだよ!釣り界では有名人なんだよ。
私はへなちょこ鮎釣り師だけど・・・
こんにちは。実は美味しい店であっても、入りづらい店というのは大マイナスですよね。
設計士に「とにかく入りづらい気分になる間取りで頼むよ!」と言ったのなら別ですが…(笑)。
メルメンさんへ。
コメント、ありがとございます☆
うわー、なつかしー!!
アキヲちゃんが行った時のヤツですねー!!
私はこのお店には行った事ないんだけど、どんなだったか今度ちょっと聞いてみますね☆
入りにくいのは…困るなー(笑)
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