能代
「能代」で、たれの焼き鳥たっぷり
能代(のしろ)さんは知ってる限りでは伊勢で一番店内が広い焼き鳥屋さん。
カウンター・テーブル・お座敷と、人数や気分に合わせてお望みの席にどうぞ!という選択肢の広さに「1ポイント差し上げます」って感じです。
今回は打ち合わせの後、夕ご飯にはちょっとおそがけの時間に総勢6人でお座敷にドッカリと座らせて頂きました。
得意の(?)無理を言ったわけでなくても、間仕切りをお店のかたがズズイッとずらしてくれて広々!そしてふすまをスッと閉めてくれると20帖貸し切り状態!。ジャケットやら荷物はその辺に散らかし、足伸ばして、と傍若無人であります。
う〜ん、こういうリラックスさせてくれる気楽さは嬉しい!コンをつめて仕事をした後に来ると「ここのタレは」とかの味の好き嫌いを飛び越えちゃうモノがあります。今回は特に「当たり」かなっと(^-^)。
みんなお腹もすいてて、オーダーてんこ盛りです。
とりみ・砂ぎも・とりだんご・皮の唐揚げ・皮のたれ焼き・軟骨塩焼き・軟骨唐揚げ・親鳥・湯豆腐・しいたけ・玉ねぎ・うずらの玉子・チューリップ唐揚げ・手羽先・皮好きがいて、またまた皮の唐揚げ…あと忘れました。というか、すずめやうずら(鳥)といったちょっとアレなのを除けば、焼き鳥メニューで頼まなかったのが尾っぽとか3種類くらいという、気持ちよく「食べくらべ」状態。
初めて食べたのが「親鳥」。通の方が「ヒネ」のことやね。と言って教えてくれました。焼き鳥は通常若鳥(ブロイラー)をいただいているのですが、それに対して「ヒネ鳥」は老成し、卵を産まなくなった雌鳥の肉で、歯応えがあってというか、ちょっと肉は固いのですが、味がしっかりとコクがあるんだそうです。
冷めるとどんどん固くなるということとで、焼きたてを食していただくのがお薦めです。…って先に言って欲しいんですけど〜(確かに冷めて固いんですが…)。
タレは濃いめのドロッとしたタイプでちょっと個性的かな?そう言えば「能代」って地名は確か秋田県。この少し珍しいタレもなんか関係あるんでしょうか?今度聞いてみよましょう。…ん〜あとバスケットの強い高校があったなぁ、ええと山王工業!っと、これは愛する「スラムダンク」だぴょん(←わかる人だけ)。能代工業でしたっけ。NBA挑戦中のタブセ君の母校ですよね。
今日のヒットはチューリップの唐揚げ。なんとなく覚えていた印象よりお肉のつきが少なめだったんですが、かえってパリパリしてて食べやすくおいしかったんです。定番メニューに昇格しそうです。
定番といえば私には、一味をたくさんふりかけて、ほんのり甘いだしに浸したあったかい豆腐をいただく「湯豆腐」と、例のタレがたっぷりかかった「玉ねぎタレ焼き」は外せません。おかげさまっていう居酒屋さんの玉ねぎステーキも凝った調理でスッゴイおいしいんですが、シンプルに味わうならコレです。
後半は手羽先のタレ焼きで手が大変なことになって、出してもらったおしぼりをタレで染めあげ(すいません)でもまだ爪の間に入ってて…ワイルドにってことで割り切らないといけません。
たっぷり鶏etcを満喫した後、大きな海苔にくるまれた、少〜し大きめの焼きおにぎりを完食してごちそうさまとしました。
はい、とってもおいしかったです!
焼鳥 能代
伊勢市一之木2-12-1
TEL 0596-22-3804
営業時間
17:00〜翌1:00
水曜日定休