いなせ…掛け言葉になってるんでしょうね
珍しくお寿司屋さんに行ってまいりました。久々登場のハセガワです。
　うまいうまい！と「お酒の店もりした」のかあちゃんに勧められていた伊勢の「伊な勢」…なにやら県下ではちょっと有名な津市の大寿司で修行された大将さんが満を持して(?)開いたお店で「味はもちろんのこと、たたずまいもステキやで〜」と聞かされていたものです。

　行ったのは日曜日の夜。ちなみにこの日、Tハシさんは伊勢市観光協会のPRイベントでなんと東京の上野で戦国時代の足軽の格好をしていたらしい、わざわざ激励に来ていただいた前の山商校長鈴木氏もさぞかし驚かれたことでしょう(^^)あははっ暴露してしまいました。書いたもん勝ちです。

　話は伊な勢に戻ります、実は今回、先輩からのうれしいお声掛けで「およばれ」ということで、とてもラッキー…いやぁなかなか行けませんから〜(^^)
　わくわくしながら、ワタクシの出身小学校、有緝（ゆうしゅう）小学校の校歌にも歌われる「勢田川」沿いの細い道をしばらく走り、路地を入るとすぐ駐車場…初めてだとおそらくわかりづらいですが、自分には小さい頃遊び回った場所であり、迷わず到着できました。そうそう、これまたありがたいことに今夜は相方が運転してくれるということで運転手付きです、飲めます。

　駐車場から正面に回ると、相方が「おおっ」と一言、話によると古いお屋敷を改築した建物だそうで、新しいお店なのに「老舗」なたたずまいをかもし出しています。
　なにやら門なんて築ン百年も経つものを移築したそうです、新しく建てるよりコストが低くできるから？それとも再現できない経年の味・雰囲気を大切にした？まぁ後者なんでしょうが、ごあいさつ頂いた若い女将さんに後で聞こうと思ってたのに、酔っぱらってすっかり忘れました。まぁ酒飲みに「後で」は無理っていいかげん自覚しないと…

　ガラスのはめ込まれた戸を開けて入ると正面は広い廊下。でもなにやら右のお部屋の戸が開けっぱなしで沢山の人がザワザワと…すぐスタッフの方が左のお部屋に案内してくれて「ちょうどテレビの撮影中でスイマセン」とのこと。レポーターさんが楽しく進行している雰囲気で、それから1時間ほどは、元気にわははぁと居酒屋に来た雰囲気でしたよ。ちょっと撮影の時間帯ずらせると良かったのにねぇと思った次第ですが、逆に私たちのグループもあまり周りに遠慮せず楽しめるかな…とかえって気楽にいれてええかぁ…と考えた次第です。

　ワタクシたちが早い時間に着いてしまったので、待っている間に部屋の中や廊下をウロウロ。部屋を出ると渡り廊下があり、中庭・離れ…と伊勢では大喜庵さんもちょっと似た雰囲気ですかね。粋な調度品で彩られたお部屋では低いテーブル席が用意されています。　余談ですが、和室でイス席というのは大喜さんでもたまにありますが、会席というか宴会のときはお酌にまわった人が立ったままだと見下ろしてしまうし、座るとテーブルのむこうに顔だけ出てるし…と、とってもとまどった思い出があります。その時は結局半分以上の人が座り込んで飲みつつ話してました。(^^)
　おっと入る時は気がつきませんでしたが入り口を入ってすぐの所にカウンター席があるのですね。きれいなネタが並んでます。若い男前の大将がにぎってくれるという噂ですよ。

　おとなしく席に戻りメニューを見るとこんな感じ↓

　手作り感たっぷりで「あれっ」って感じ…ちょっとイメージと違いました。
　メニューとか金額の書いてないお店を想像してたのですが大丈夫、お寿司は金額が書かれています。
・にぎりの盛り合わせ　1,300円〜4,000円
・かっぱ巻　250円　・トロ鉄火巻　1,000円
・太巻き　900円
・すし料理コース　5000円〜7,000円

またこちらは「時価」のようですが、大間のマグロとか貴重な鮭児から天ぷら・唐揚げとお寿司だけでなく酒飲みには生唾もののメニューが盛りだくさんです。メニュー以外にも新鮮な材料を使ってお好みでいろんな料理に仕上げてくれるそうですよ。「今日はお寿司が頼んである」と聞いてたのでもちろんダダなどこねずに美味しく楽しませて頂きますよ。
　ランチは平日のみですが2,000円と3,500円だそうです。
　今、入力中にちょっとネットを見てみても、最近人気のお店ということでいろんなブログとかで紹介されてます、いやぁコースとか一品料理とかもホントに美味しそうです。自分で行ったらきっとそんなオーダーになることでしょう。

　ああやこうやと見ている間にメンバーが揃い、嬉しい宴が始まりました。
　お酒はもりしたさんのおかげで飲み慣れた焼酎「中々」…相変わらずスッキリとしたのどごしで料理を活かしてくれる焼酎です。

つきだしのイカの塩辛を味わっているといよいよお寿司の登場！ごちそうになっている身で確認できませんが、たぶん・きっとにぎりの最上級「伊な勢」でしょう。m(_ _)m
　いきなりトロ・ボタンエビ・松阪牛のにぎりがやってきました。

　ボタンエビは旨いなぁ自然な甘さで一番好きかも…ボタンエビと言うと商工会議所青年部で行った北海道帯広でのイベント参加後、帰り道のつまみにして！ってどっさり頂いたものを、言われるままに飛行機内で開けた途端エビの匂いを充満させ、申し訳なかった！けどとっっても旨かったのを思い出します。その時の旨さのまま、プリプリです。
　トロはもう久しぶりにトロですわ(^^)いつか忘れたけんどこんなん食べたことあったなぁ…って、そして松坂牛、口に入れると溶け出す感じの舌触りと上品な甘みです。ええ肉使ってもらってます…ホントはワタクシ的には炙ったのも好きです。

　ごはんもネタも少し小さめで女性方はいろんな種類が食べられると喜んでいます。細長い器に人数分のお寿司が並んで、魅せますねぇ。味はもう言わずもがなってトコでしょうか…どれが好きかっていうことだけかな。

　続いて焼き穴子・メバチマグロ・あれっこの白いのは何やったっけ…忘れてしまったm(_ _)m。穴子は写真がピンボケになってしまうくらいおいしゅうございました。と書きたいところなんですが、穴子大好きな方が一カン食べた後「旨〜い旨〜い、ハセガワさん食べへんの？嫌いなん？」と食べさせろ光線を浴びせてくるので、ボリュームたっぷりのメバチマグロとトレード、これは適度に歯ごたえがあって存在感ありです。刺身でも絶対いけます。穴子はさぞかし美味しかったのでしょう。

　第三弾は玉子・イクラ・ウニ。ちなみに相方は最後のウニ・イクラに大喜びしてました。この日の運転手役のお礼にワタクシのピカピカに輝いたウニをプレゼント！絵に描いたような「人のふんどしで相撲をとる」プレゼントやと大笑いされました。
　玉子はちょっと焦げ目をつけつつ（しっかりめでしょうか）、ほんのり甘く味付けされてます。
　あと細巻きを数種追加でいただいた頃には、お腹いっぱい焼酎もええころかげんにまわりつつ、無事飲み終え、大満足のお食事会（飲み会）でありました。
　気がつけばテレビの収録も終わり自分たちの声ばかりが、静かなお店の雰囲気を壊してしまっていたような…スイマセン。
　いやぁ先輩様本当にご馳走さまでした。

　ちなみにお店に入ったところで、酒の店もりしたのおかんに「なに食べたらええの？おすすめは？」とメールをうったら、食べ終わって店を出る頃に「東洋美人大辛口は一回は飲んでほしいなぁ〜」と返信、食べ物のおすすめを聞いたつもりやったんですが、さすが酒屋さん。商売人やなぁ、次回行ったらそれををぜひ味わわせてもらうとしましょう。

久々の登場でえらい長文になってしまいました、ご勘弁を！

伊な勢

三重県伊勢市神久5丁目1-35
電話　0596-26-0008
営業時間
　昼11：30〜14：00(L.O.13：30)
　夜17：00〜22：00(L.O.21：30)
月曜日定休
駐車場 10台
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