鳥羽国際ホテル「もんど岬」での朝食
4日水曜日の朝はワタクシにしたらちょっと早起きしたハセガワです。とは言っても7時少し前ですのでそんなの早起きじゃない!と思われる方も多々おありと思いますがご容赦を。m(_ _)m
突然ですがGoogleマップを見ると伊勢市、宮川河口沖に「フィリピン海」と表示されるんですよ…大淀(おいず)あたりから船で少し走ると海外旅行…ジュゴンにも会えるかも知れません(^^)
伊勢の観光協会の会議をやっている時に発見されました。
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そのうち訂正されるんでしょうが、仕事柄ミスに出会うと心が痛くなるんですよまぁWEBはまだすぐ訂正できるのでいいのですが、印刷ときたらもう……明日はわが身です、気ぃつけよう。
さて、プチ早起きの理由は主水会(もんどかい)と言う朝食会。鳥羽の有志さんが毎月第一水曜に鳥羽国際ホテルに集って、おいしい朝ごはんと地域のことを学んだり、考えたりする場となっています。
4月にホテルがリニューアルし場所が変わり、2階の和風レストラン「もんど岬」で開催されています。国際ホテルの建っているあたりを主水岬と言い、会もレストランもそこから名前をとったもので会場としてはぴったりですね。
リニューアルしてアーバンナイズされた鳥羽国際ホテルですが、まず印象的なのが、エントランスを入ってすぐ向かいのオープンデッキに置かれた椅子とテーブルのセット。以前もシンプルなセットが置かれていましたが、新しいものはホテルのロビーからそのまま持ってきましたって感じの、クッションのある深く腰掛けるタイプのものもあってとってもおしゃれになりました。
雨とか日射しとか大丈夫?って思ってしまうんですがもちろん対応した素材なんでしょう。以前ちょっと座ってみたことがありますが、船が行き交う鳥羽湾を見渡し、カモメやトビが飛び交って、なかなか心地よい雰囲気でした。今の時期の昼間は暑くて大変でしょうが(^^)
カフェの横にあったケーキのショーウインドウが奥の土産物のコーナーに移ってしまったのはちょっと寂しいなぁと思うんですが、伊勢型紙を使ったり全体的にシックにオシャレになった印象です。何よりもお部屋がとてもきれいになったそうです…泊まったことはありませんが(^^)
話は朝の「もんど岬」に戻りましてと、テーブルにはあらかじめ大きなランチョンマットか敷かれたところに、蓋をした大きな木箱がセットされていて、席に着くとすぐご飯と味噌汁、さしてメインになるのかな?小鉢か一品乗せられたセットが運ばれてきます。
蓋を開けると8つの枡に、デザートまできれいに盛りつけられています。
「ではいただきます」
まずメインの小鉢、今回は「答志島の蛸柔らか煮」だそうで、せっかくですのでまずこれから一口…「おおっ」食べて驚きました。ほんとに柔らかい!記憶をたどっても今まで食べた中で一番柔らかい蛸かなと。一噛みでスパスパ切れます。一品目からちっちゃく唸らせる料理です。
枡の料理は左上から
・アオリ烏賊の和え物 ・香の物盛り合わせ
・鰆の焼き物 花茗荷 ・胡麻豆腐
・夏のフルーツ寄せ ・青さ入り出汁巻玉子
・海老と茄子の揚げ浸し ・鱸の香り酢漬
このお品書きの「鱸」が読めずにワタクシ達のテーブルあたりでザワザワしていたら「すずきって字やよ」と賢者が一人!みんなの尊敬を集めていました。
どれもきっちりと整えられたお味で、「さすが」と感じさせられるお食事です。
お話の場でもありますので、ワイワイと楽しく・手早く・もちろん美味しく食べ終えました。
食べ終わって気づいたのですがスプーンが、デザート用ともう一つセットされていたのですが何に使えば良かった?…そうか、ごま豆腐。そう言えばハシでとりづらかった(^^)
あとはコーヒーをいただけますが飲むとすぐに「おかわりいかがですか」と注ぎに来てくれます。これだけでなく会場に入ってから出るまでの約90分間、一流のサービスで応対いただけます。
料金は会場費込みでの年間契約のような形ですので、いくらって言いづらいのですが2000円くらいかな…朝としてはそれなりに贅沢な金額ではありますが、それだけのことはあるぞ!と感じさせられるひとときです(^^)
ご馳走様でした。
鳥羽国際ホテル
和風レストラン もんど岬
三重県鳥羽市鳥羽1-23-1
TEL 0599-25-3121
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