主に居酒屋担当ハセガワ、今宵は大好きなトリを満喫に焼き鳥屋「ばんふ」に出かけました。
　キリのいいトコまで！と頑張って夜９時過ぎまで作業して腹ペコ、同じく「ひもじいよ〜」と力なくつぶやくムスメさんと共に、すでに9時半を過ぎ閉店時間を心配しながら戸を開けました。
　「まだいいですか？」と聞くと奥さん（たぶん）の「どうぞ〜」と明るく答えが返って来ました。いいですねぇやっぱり飲み屋さんは元気がええのが一番。ついついビールもお替わりがすすむってもんです。

　もしかしたら「焼き鳥屋」は居酒屋とかと比べて「オレはあそこの店のが好き！」といったこだわりが強いような気がします。ワタクシの周りの人は皆さん立派な大人ですので店を決めるとき「○○やなきゃイカン！」みたいなことにはなりませんが、話をしてると見事に人それぞれの好きな店の名が出てきます。そもそも居酒屋やとそんな話にならへんしね。
　なんでかなぁと考えた結果、居酒屋とかと比べてメニューのバリエーションが少ない分、同じメニューで食べくらべがなされる上、ある・ないといった定番以外のメニューも必然的に差別化されやすいのでは…と推理してみました。って下手な分析せんでもええってねぇ、すいません理数科系やもんで(^-^)

　で友人某氏が力を込めて「あそこ大好きなんさ！」と言う「ばんふ」は宇治山田駅近く、みずほ銀行の裏の方にあって、テーブルの席が１卓+小上がりに座卓が４つ+カウンター10席くらいの、奥に細長い造りのお店。おじゃました時は大将と奥さんに加えワカモノ男女各１名が、結構遅い時間にもかかわらず忙しそうに動き回ってました。
　いつ行ってもよく流行っているお店で、何人かで行って10種類くらいオーダーすると、7時くらいでもすでに１つくらいは「ごめん品切れなんやわぁ」って言われるっていう印象があります。前回行ったときはレバー好きな前述の某氏がすっごい楽しみにしていた生レバーがあえなく売切れ！ワタクシは自分で頼んでまで食べないんでええんですが、「ばんふの生レバーはピカピカでつるっとしとって本当においしい」と残念そうにしていました。
　そう言えばこの日も最初メニューを選んでいたら「今日はもうレバーなくなってしもたんで…」って言ってもらって、その後いろいろと注文したら何種類かはもう品切れで、時間も遅かったんで全然問題なしですが、なぜレバーだけ教えてくれたんやろなぁと話してて、「きっとレバ刺、食べそうやと思われたんやなぁ(^-^)」がムスメさんの推論です…Tハシさんと劇場版コナンを見に行く探偵マンガ好きやもんで、スイマセン。

　メニューはもうこれぞ焼き鳥屋って感じのシンプルなものです。見た限り黒板メニューみたいなのもなく印刷された定番メニューだけ、鶏以外では焼きトンと書かれた豚の串焼きと豆腐、野菜、ご飯ものだけ。正統派です。そうや、おでんもあったはず…シーズンメニューかな、確認してませんですスイマセン
　いろいろとオーダーして出て来たものから食べてて気がつきました。実は双方とも塩焼き大好き派！タレ焼きをひとつも頼んでない。「あっ、この二人で焼き鳥屋レポートは無理やわ」m(_ _)m

　オーダーしたのは
（焼き鳥は３本１組）←欲を言うと１本ずつ頼めると嬉しいんですけど、なかなかそういうお店ないですね。
●ネギマ（360円）　●うなじ（380円品切れ）
●砂　肝（360円）　●とり身（380円）
●皮素揚げ（360円）●ささみ刺身（480円品切れ）
焼きトンでは
●カシラ（380円）　●トントロ（380円）
他
●辛子奴（220円）　●うずら卵（210円）
●鳥　丼（680円）

　メニュー同様、盛りつけもとてもシンプルで派手さはないのですが、それぞれ丁寧に上品に仕上げてある印象です。いやぁ美味しかった。

　心配したタレですが鳥丼でちゃんと味わえました。ムスメさんのオーダーをつっつくと、たぶん串焼きと同じタレだと思いますが、ちょっと甘めでトロッとしてるんですがクドくなく、ご飯にかかっていると鰻丼に通じるものがありました。そしてこの鳥丼のトリがまたうまかった。表面がパリパリで肉はすごく柔らか、って誰が塩焼きばっかり頼んどったん？と反省するくらい…やっぱりまんべんなく食べるように心掛けないといけません。

　ご飯をちょっととられたせいで、●焼きおにぎり（2個280円）を追加。「おっ丸々しとってかわいい」と評しながら、1個ペロッと食べるムスメさんの食欲に安心しつつ（ワタクシと違いやや痩せすぎ）ご馳走さまでした。

三重県伊勢市岡本1丁目13-3
TEL0596-24-5026
営業時間
17:00〜23:00
LO 22:15
定休日
毎週日曜・第３月曜

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