太助(たすけ)
【FB投稿より】
鳥羽市鳥羽2丁目「太助」久々のランチに。ご馳走になったので値段わからず。
ネタが新鮮、大将の笑顔、女将さんの心遣いがうれしいお寿司やさん、めっちゃご近所です(笑)
赤貝、貝身、ひも、湯引きした肝
とろ
穴きゅう
めっちゃ美味しいですよ。
すっごく柔らかいんです。是非お試しを(^^)
コメントでめひび巻が美味しいって教えていただきました?知らなかった。
今度行ったら忘れずに注文します(^^)
▼2012年1月23日の記事
ご無沙汰しておりますハセガワです。もうほっとメニューにハセガワというヤツがたま〜に書き込むと言うことをご存じない方もみえるかも…スイマセンがおつきあい下さい。
自己紹介がてらになりますが、ワタクシいつぞやからか住まいを鳥羽に移し、最近では釣りを覚えて鳥羽のイイトコ再発見中(^^)でして、家から歩いて1分のところに、お寿司屋さんが一軒と伊勢えび料理で人気の割烹(美空)、温泉宿(扇芳閣)があります。
温泉宿はめでたく?昨年の新年会で行く機会があり、残すところ2軒となっておりましたが、近いというのも何か「わざわざ出かけやんでも家ですますか」的な発想を抱いてしまい、無精続きで5年ほど経ってもお邪魔せずに不義理しておりました。
しかしついに昨日、お寿司屋「太助」に行くこととなりました。お手伝いしていた大会の決算が役員会で承認された、ちっちゃいお祝いです。
実は津での役員会で帰りに伊勢の「伊な勢」さんに寄ろうかと話をしていたのですが、車から電話したら「満席なんです!」と残念なお返事…まぁ店が流行っているのはけっこうなことなんで、また次の機会にと言うことで「じゃあどこへ」という話になってスシロー案もあったのですが(ケッコウ好きなんです^^)「太助」を思い出した次第です。
太助は鳥羽の昔は色町と呼ばれたという街なみに溶け込んだこぢんまりしたお寿司屋。中心街から国道42号線への抜け道、地元の方がヤキメシ坂と呼ぶ坂の少し手前にあります。
このあたりのいわれについては「かつて鳥羽では、船が着く度に女性たちが船に乗り込んでいろんなお世話(?)をしとったんやけど、いろいろと不具合や事件があって、えらいさんらが相談して街に店を作り船乗りに陸に上がってもらうようにしたんやで」と、知りあいのばあちゃんにお聞きしました。
と、脱線が多くてスイマセン。太助さんに戻ります。お店はカウンターが10席ほどと小上がりに2卓。ちょっとしたグループが入るといっぱいになってしまいます。ご夫婦で切り盛りされているのですが、「超」愛想のいい女将さんが、寡黙な感じの大将をスッゴイたてている感じで、もしかして従業員さん?と、ちっちゃい声で相方に「ご夫婦なん?」と聞き直してしまいました。失礼しました、いいコンビです!「これくらい大事にしてもらえると仕事でヤリガイが違ってくるわなぁ」と相方に言ってみましたが、フフンッって…(^^;
メニューは喉を潤す生ビールの小から始めたのですがデカイ(^^) 話に出しといて、写真なしで申し訳ないっすがイメージの1.5倍くらいの「小」でありました。
で、イカの刺身に続いて出てきたのがカワハギのお造りでした。ド〜ン(^^)
薄造りした刺身を大きな皿にフグのように並べ、ひとつひとつにカワハギの肝が乗せられています。1匹のカワハギにこんな大きな肝があるのか?とほんの少〜しだけ疑問が残っているのですが、まさしくそうなんでしょう。それにしても豪華!相方がオーダーしたのですが頼んだ本人が驚いてました(^^)
ポン酢に用意された薬味、ネギ・大根おろし・紅葉おろしを全種類入れ、つけて食べると旨いこと!
コリコリの身とまったりとした肝のコラボレーション…見た目(これ大事)・食感・味が揃って、いやぁ間違いなく今年一番の出会いでした。
ある資料によると魚介類の肝を食べるには、季節・鮮度・水域(産地)・生態特性(毒性)等を確認する。とありますので、今の季節鳥羽のカワハギはまさに食べ頃なのでしょう。もうホントオススメです。
喜んで食べているとアラを炊いたのまで出してもらいました。あっさりとした味付けでこれまた旨い。飲んでいる時、焼き魚とかこういう面倒くさいのが出てくるとムキになるタイプのワタクシ、徹底的にいただきました…正直こんなのがあるともう肴は不要になるのですが、相方がいろいろ頼んでます…。
続いて「山かけ」
摺った山芋にピカピカのマグロの薔薇が咲いています。いやぁ刺身がデカイそして厚い!
ワタクシの統計(?)では、「鳥羽人は厚切り刺身が好き」と結論づけているわけですが、ここでも実証されました(^^)。後半まかされて、器の中で半分に切って食べましたよ。
これは「白子のホイル焼き」
ホイルに包まれた沢山の白子はボリュームたっぷり。ポン酢で食べるのかと思ってたのですが出汁か醤油がかけられて味がつけてあり、軽い焦げ目もまた美味しい。
たぶん鱈(タラ)なんですよねぇ、ちなみに身を使う料理はメニューになかったです(^^)
太刀魚の塩焼き
分厚い身の太刀魚…太刀魚は体高を表す時、指何本っていい方をします(釣りがらみで最近覚えた^^)指10本なんて巨大なのもいるらしいですが、焼き上がりは指4本サイズかな…しかし、そのふわふわの身が厚いこと!ある意味太刀魚らしくないくらい。最後の方は小骨込みで食べてしまいました。
あとは握り鮨たち&たまご
これまたふわふわ柔らかい穴子はリピートしてしまいました。ワサビたっぷり乗っけたのも美味。
トロかと思うくらいやたらと脂がのっていたトンボ…トロでしょう(^^)
相方はコリコリのカンパチ、ワタクシは好物のイカ…イカそうめんのように切ってあって食べやすかったです。
最後に赤貝をお願いしたのですがこの三態!
部位毎に握ってくれて、一番右はワタを湯通しした軍艦巻きだそうで珍味!予想より3倍楽しめました。
焼酎もボトルキープしてたらふく飲んでご馳走様でした。
癖になりそうな太助さん(^^)は、明るい女将さんの声と大将が一工夫も二工夫もした鳥羽の旬に満ちた、とってもいいお店でしたよ。鳥羽にお越しの際は是非どうぞ。
お店の写真がないことご勘弁をばm(_ _)m
太助
三重県鳥羽市鳥羽2-8-16
TEL 0599-25-6228
営業時間
12:00〜14:00
17:00〜22:00
休業日
木曜日
金曜はランチタイムなしです
駐車場6台
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